【半分、青い。】仙吉の五平餅 秋風と鈴愛をつなぐ重要な役割

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NHK連続テレビ小説「半分、青い。」で、祖父・仙吉(中村雅俊)が焼いている「五平餅(ごへいもち)」。

この記事では、中部地方で愛される郷土料理・五平餅についてまとめるとともに、ドラマ上で五平餅が持つ意味、役割(伏線)をまとめます。

食堂の売り上げを支える仙吉の「五平餅」

ヒロイン・鈴愛(永野芽郁)の家が営む「つくし食堂」は、町の郊外に出来たファミレスやファーストフード店の影響もあり、売り上げが右肩下がり。仙吉が焼いて店頭販売する五平餅が重要な収入源のひとつとなっています。

つくし食堂の五平餅は「ぎふサンバランド」建設にあたり開発業者から施設内での出店オファーが来るなど、その味には定評があるようです。仙吉にとっては亡き妻・廉子(風吹ジュン)との思い出の味でもあり、つくし食堂になくてはならない一品です。

また、サンバランド計画が頓挫し一人で謝罪をして回る小倉瞳(佐藤江梨子)をねぎらうために仙吉が五平餅を振る舞うなど、仙吉の五平餅には疲れた人の心を癒す効果もありそうです。

中部地方の郷土料理

五平餅(ごへいもち)は、炊いたうるち米を粒が残る程度に潰し、それを平たい楕円形に成形して竹串などに練りつけ、醤油、味噌、ゴマなどで作ったタレをつけて甘辛く焼いたもの。お祭りの出店や高速道路のサービスエリアなどでもたまに見かけますね。

五平餅は東海地方や甲信地方の山間部などで伝わる郷土料理で、「半分、青い。」岐阜編の舞台となっている岐阜・東濃地方でも盛んに作られています。

「ふくろう商店街」のロケ地となっている恵那市の「岩村町本通り」にも五平餅を焼いて店頭で販売する店が多く見られ(この地方には五平餅専門店もある)、そのうちの一店舗で仙吉を演じる中村雅俊が「五平餅の焼き方」のレクチャーを受けたとか。

五平餅はおやつに主食に、時にはバーベキューの食材にと、この地方で当たり前に食される「ソウルフード」です。

▼「ふくろう商店街」の撮影が行われた恵那市・岩村町本通りの一角にある「みはら」外観。この店で中村雅俊が五平餅の焼き方を習ったとか。

ややネタバレ 五平餅と漫画家・秋風羽織

さて。「半分、青い。」劇中では序盤から五平餅の存在についてしばしば触れられていきますが、これにはちょっとした理由(伏線)があります。以下、多少のネタバレを含みます。

憧れていた少女漫画家・秋風羽織(豊川悦司)のトークショーに足を運んだ鈴愛は、差し入れとして仙吉がつくった五平餅を秋風に手渡します。偏屈な中年男・秋風はこの五平餅を食べると思わず「うんま!!」と絶叫するほど気に入ったようで、鈴愛に対し弟子にならないかと声をかけることになるのです(秋風は五平餅を鈴愛が作ったものだと思い込んでいる…?)。

少々唐突な展開にも見えますが、そこは変わり者で知られる秋風のこと。秋風は鈴愛を弟子として雇えばこの美味しい五平餅をいつでも食べられるという邪な気持ち(笑)もあったようです。

この五平餅が縁となり、鈴愛は東京に出て師匠・秋風のもとで漫画家になるという夢への第一歩を踏み出すことになります。

また、秋風は後に病気が発覚してショックの余り突然東京から姿を消すことになるのですが、その秋風が向かったのが、仙吉の五平餅が食べられる「つくし食堂」でした。仙吉の五平餅を通して、鈴愛と秋風、そして楡野家が不思議な縁で結ばれていくことになります。

【半分、青い。】少女漫画家・秋風羽織 「いつもポケットにショパン」はくらもちふさこの実在作品

▼劇中で秋風羽織の作品として登場する「いつもポケットにショパン」は、実在の少女漫画家・くらもちふさこ氏の作品。この作品と出会ったことで、鈴愛の人生が動き始める。

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