朝ドラ「半分、青い。」タイトルの意味、由来は?脚本家・北川悦吏子氏が込めた思い

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2018年4月から始まるNHK連続テレビ小説は、「半分、青い。」というちょっと不思議なドラマタイトルが付けられています。

この記事では、「半分、青い。」というタイトルの由来、込められた意味などをまとめます。

片耳を失聴したヒロインを描く「半分、青い。」

朝ドラ「半分、青い。」は、幼少期に片耳を失聴したヒロイン・楡野鈴愛(永野芽郁)が、明るく前向きに、自分の人生を生きていく物語です。ヒロインにはモデルとなる実在の人物はおらず、脚本家・北川悦吏子氏が朝ドラのために書き下ろしたオリジナルストーリーとなります。

気になるドラマタイトル「半分、青い。」ですが、これは幼少期のヒロイン・鈴愛が劇中で発するセリフが由来となっています。

左耳失聴 半分だけ聞こえる雨の音

鈴愛は9歳の時に病気により左耳を失聴してしまいます。しかし、もともと前向きで感受性豊かだった鈴愛は、失聴という「災い」にショックを受けながらも、それを楽しむかのような独特の感性を見せていきます。

雨がザーザーと降っていたある日のこと。

傘をさしていた鈴愛は、「面白い!半分だけ雨降っとる!右(耳側)だけ雨降っとる!」と母に叫びます。通常であれば「左耳では雨音を聞くことができない」と落胆してしまいそうな場面でも、鈴愛の感性を通せば、片耳側は雨が降っていない=いつも片側(半分)は晴れている(青い)、という新たな風景を見いだすことが出来たのです。

雨が上がったのち、鈴愛が空を見てふっと呟いた「半分、青い。」というセリフには、脚本を担当する北川悦吏子氏がドラマに込めた「ある思い」があるようです。

自身も左耳を失聴 脚本家・北川悦吏子氏

「素顔のままで」「あすなろ白書」「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」など大ヒットドラマを次々に手がけ、「恋愛の神様」と呼ばれるまでに脚本家としての成功を収めた北川悦吏子氏。

しかし、1999年には国指定の難病「炎症性腸疾患」を患って長い闘病生活を送り、2012年には「聴神経腫瘍」が引き金となり左耳を完全失聴してしまいます。

自身が書いた「オレンジデイズ」のセリフに励まされる

「どうして私ばかりこんな目に…」と自身の運命を恨む日々の中、北川氏はかつて自身が2004年に書いたドラマ「オレンジデイズ」(聴覚を失ったヒロイン=柴咲コウ=が登場)の劇中セリフに励まされたそうです。

それは、失聴により「どうして私ばっかり…」と泣き言、愚痴を繰り返すヒロイン(柴崎)に対し、妻夫木聡演じる相手役が放った「一生そうやって、なんで私ばっかりって言いながら生きていくのかい?」というセリフ。人生が辛い時に愚痴や泣き言ばかり言っていては、本当に人生がつまらなくなり、自分の人生が死んでしまう…。

過去の自分が生み出したセリフにハッとさせられた北川氏は、どんな辛い時でも、「それでも生きていく」という決意を持って生きるべきとの考えに至ったようで、「半分、青い。」の脚本にも、「生きる」ことへのメッセージが込められているようです。

たとえ左耳が聞こえなくなっても、その身体的制約を逆手に取り、この世界の風景を肯定的にロマンチックに、「半分、青い。」と捉えることが出来る。そんな強く前向きで創造的な人間像をヒロイン・鈴愛に託し、「半分、青い。」のストーリーが生み出されていきそうです。

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