【あさが来た】アメリカ人建築家・ヴォリンガー モデル人物・ヴォーリズと広岡浅子の縁

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NHK連続テレビ小説「あさが来た」3月23日(水)放送回に登場したアメリカ人建築家・ヴォリンガー(マッシュー)についてまとめます。

この人物にはモデルとなっていると思われる有名建築家が存在します。

西洋化を嘆くヴォリンガー

ある日、あさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)が晴花亭を訪れ、新しく誕生した「淀川生命」の新社屋(立派な洋館二階建て)について美和(野々すみ花)と話をしていた時のことでした。来客として店に来ていたアメリカ人建築家・ヴォリンガーは「もったいない」と嘆きながら、三人の会話に割って入ります。

ヴォリンガーは、日本の文化と宗教観に興味を持って来日した建築家。鎖国時代から守られてきた日本独自の文化が維新後わずか三十年で次々に消え、日本全体が「西洋のモノマネ」となっている現状を嘆いているのです。

モデルは建築家・ヴォーリズか

▼「あさが来た」原作「小説 土佐堀川」の表紙絵に使われている「大同生命・旧肥後橋本社ビル」も、ヴォーリズの設計によるもの。

このヴォリンガーのモデルになっていると思われる人物が、実在したアメリカ生まれの建築家、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880-1964年)です。

ヴォーリズは建築家として、大同生命・旧肥後橋本社ビル(大阪市西区)、大丸心斎橋店(大阪市中央区)、山の上ホテル(東京都千代田区)、明治学院礼拝堂(東京都港区)、日本基督教団福島教会(福島市)、旧神戸ユニオン教会(神戸市)、関西学院大学・西宮上ヶ原キャンパスの建築群(西宮市)などなど、1500棟余りの西洋建築を手掛けています。

また、実業家としても広く知られ、「メンソレータム」でお馴染みの「近江兄弟社」(設立時はヴォーリズ合名会社)を立ち上げた一人としても知られます。

なぜそのような人物が「あさが来た」に登場するのかというとー。

広岡浅子とヴォーリズの縁

実は、ヴォーリズは広岡浅子の娘・亀子(ドラマでは千代として登場)の夫である一柳恵三の妹・一柳満喜子の結婚相手だったのです。

浅子はこうした縁もあり、ヴォーリズに大同生命の新社屋(旧肥後橋本社ビルほか、本・支社11棟)の他、芦屋の亀子と恵三の新居、天王寺の広岡家私邸の設計などを任せています。ヴォーリズの活動には広岡家の大きな支援があったとされます。

「あさが来た」では、千代(小芝風花)と啓介(工藤阿須加)が暮らすことになる新居の建築が後回しになっており、恐らく建築家・ヴォリンガーがこれを設計することになるのではないかと推測します。

また、江戸から続く加野屋の屋敷も、最終的にはヴォリンガー設計による近代的な「本社ビル」に生まれ変わるかも知れません。

▼こんにちでも広く愛されているヴォーリズの建築。

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