【あさが来た】三味線仲間・山屋与平がもたらす新事業「石炭」の情報

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NHK連続テレビ小説「あさが来た」第5週(10月26日〜)より。この週、新次郎(玉木宏)の三味線仲間である旦那・山屋与平(やまや・よへい)によって、加野屋の「新しい商い」の可能性が開かれます。その辺りのお話をまとめ。

新商売の情報は新次郎の仲間・山屋与平から

加野屋の窮状を救うために、奈良の豪商・玉利友信(笑福亭鶴瓶)のもとに借金を懇願しに行ったあさ。その席で玉利に金を返す当てを聞かれ、咄嗟に「新しい商売を始める!」と豪語したあさ(波瑠)でしたが、実際のところは何のアイディアも持ち合わせていませんでした。

そんなあさのもとに、ボンボン夫・新次郎が思わぬ重要な情報を運んできます。新次郎の三味線仲間・山屋与平(南条好輝)が「石炭」という新しい商いについて語っていたというのです。

当初は失踪した姉・はつ(宮﨑あおい)のことで頭がいっぱいのあさでしたが、大阪の商人たちが集まる場に出席するようになり刺激を受けると、石炭の話に俄然興味を持つようになります。山屋与平から九州の炭鉱が売り出されたという話を聞くと、あさはいよいよ炭鉱事業への参入を本格的に考えるようになります。

山屋与平は今後も三味線仲間、商い仲間として新次郎、あさらと交流を持つことになります。

潤野炭鉱を買収 未来の事業だった石炭


▲蒸気機関車には石炭が不可欠。いつの時代でも、ビジネスにおいて時代の先を見通す情報は最重要。
Photo by: nimame

ドラマの原案「土佐堀川」によれば、新次郎のモデルである広岡信五郎は謡曲遊びに没頭する中で、遊び仲間から炭鉱事業という新しい商いの可能性を知り、妻の浅子(あさのモデル)に伝えています。当時の日本は急速に近代化、工業化が進み、東京・新橋〜横浜間に日本初の鉄道(陸蒸気)が敷設されるなど、石炭への需要が急速に高まっていた時期でした。

浅子は両替商としての先行きが見えなかった加島屋再建のために何とかお金を工面し、売りに出ていた九州の潤野炭鉱(現在の福岡県飯塚市。ドラマでは蔵野炭鉱として登場)を買い取ります。

夫・信五郎もビジネスの世界へ

また、信五郎は後に謡曲仲間たちとともに紡績事業を立ち上げることになります。この時、信五郎を初代社長にして立ち上げられた会社が「尼崎紡績」で、現在は「ユニチカ」という企業名で知られる大企業です。

信五郎は他にも加島銀行二代目頭取、大同生命副社長などを務め、大阪実業界でも知られる存在になっていきます。

「あさが来た」の新次郎もまた、山屋与平らと三味線遊びに明け暮れるうちに、少しずつ商売の世界へと足を踏み入れることになります。仕事というのは案外「遊び」の中から生まれたりするもの。

第5週で登場する山屋与平の存在は、新次郎の道楽が御家のために全くの無為ではなかったことを示す第一歩、予兆となりそうです。

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