【べっぴんさん】坂野惇子(すみれモデル)の子供、孫たちは?華麗なる家系図

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NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロイン・坂東すみれ(芳根京子)のモデル人物である「ファミリア」創業者・坂野惇子。

この記事では、坂野惇子の子供、子孫について簡単な家系図を作り、まとめます。※文中、敬称略。

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目次

坂野通夫と結婚

坂野惇子は11代続く近江商家・佐々木家に生まれ、学生時代に知り合った坂野通夫と結婚して坂野家に入っています。通夫の父・兼通は尾張藩士出身で山口財閥の大番頭を務めるなど、大阪銀行界の重鎮として君臨した人物です。

通夫と惇子の間には一人娘・光子が生まれています。

娘・光子と三人の孫

娘・光子は、名門・岡崎財閥の出である岡崎晴彦と結婚。晴彦と光子の間には長男・岡崎忠彦長女・岡崎ミサ次男・坂野雅が生まれています。

惇子が創業した「ファミリア」は、初代社長を務めた「モトヤ靴店」元田蓮を除き、二代目・坂野通夫(夫)、三代目・岡崎晴彦(娘婿)、四代目・岡崎忠彦(孫)と、いずれも惇子の身内が代々の社長を務めています。

坂野通夫と惇子には息子がおらず(一人娘・光子のみ)、かねてから坂野姓を残したいと考えていたようです。そうした祖父母の想いを汲んだのか、孫の雅(次男)が坂野姓を継いでいます。

▼坂野惇子を中心とした「華麗なる」家系図。※続柄は坂野惇子から見たもので表記。

ドラマでは婿入り夫

ドラマでは史実と違い、ヒロイン・すみれの夫となる田中紀夫(永山絢斗)がヒロインの実家・坂東家に「婿入り」するようです。

紀夫は義父・坂東五十八(生瀬勝久)の会社「坂東営業部」に入社して商いのノウハウを学んだのち、「キアリス」に入社。勇退した初代キアリス社長・麻田茂男のあとを受けて二代目の社長に就任します。

また、紀夫とすみれの間には娘・さくらが生まれます。このさくらは史実とは異なり、創業仲間である君枝(土村芳)の息子・健太郎(古川雄輝)と結婚することになります。

三代目社長はキアリス叩き上げの足立武(中島広稀)が務め、いずれ健太郎が四代目社長になるものと思われます。このあたりの設定は史実と異なります。

姉・ゆりは?

ドラマ上では、すみれの姉・ゆり(蓮佛美沙子)は野上潔(高良健吾)と結婚をしています。

しかし、潔のモデル人物である尾上清(佐々木営業部を復活させ、戦後レナウンを興した創業者)が坂野惇子の姉と結婚したという事実はありません(尾上清は伊勢丹2代目社長・小菅丹治の娘と結婚)。

また、ゆりのモデル人物と推測される佐々木智恵子(坂野惇子の姉)は、子爵の三浦義次(レナウン・メリヤス工業取締役)と結婚しており、ゆりと潔の結婚はあくまでドラマ上のオリジナル設定ということになります。

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