NHK土曜ドラマ「不惑のスクラム」は原作小説も読んだ方がいい

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この記事では、NHK土曜ドラマ「不惑のスクラム」の原作小説についてまとめます。

ドラマ「不惑のスクラム」は、取り返しのつかない傷害致死事件を起こしてしまい死に場所を探していた中年男・丸川良平(高橋克典)が、おじさんだらけの不惑のラグビーチーム「大坂淀川ヤンチャーズ」と出会い、もう一度自分の人生と向き合っていく物語です。

安藤祐介氏による同名小説「不惑のスクラム」(2016年)が原作となっています。

作者・安藤祐介氏とは

作者の安藤祐介氏は1977年福岡県生まれ、早稲田大学政治経済学部出身で、ご自身もちょうど「不惑」を迎えている年頃です。「不惑のスクラム」執筆にあたり、実際に中年男が集う「不惑のラグビーチーム」に2年間にわたり継続的に帯同、参加しています。

不惑のスクラム「大坂淀川ヤンチャーズ」とは モデルとなるラグビーチームは存在する?

安藤氏はもともとコテコテの文学作家志望の青年というわけではなかったようで、学生時代には音楽活動に熱中。その後、学習塾、ITベンチャー勤務等を経て、2007年に「被取締役新入社員」で「第1回TBS・講談社ドラマ原作大賞」を受賞し、作家としてデビューしています。

「不惑のスクラム」の他にも、「営業零課接待班」「宝くじが当たったら」「ちょいワル社史編纂室」「社史編纂室 アフター5魔術団」「大翔製菓広報宣伝部 おい!山田」「 テノヒラ幕府株式会社」などの作品があります。

会社で崖っぷちだった部署が起死回生のビジネスアイディアにチャレンジしたり、会社で居場所がない中年サラリーマンが新しい行動を起こしたりと、「働くこと」や「生きること」を痛快に描いたビジネス・エンターテインメント系の作品を多く生み出しています。

「不惑のスクラム」は原作も読んだ方がいい

ドラマ「不惑のスクラム」は主人公・丸川の動向を物語の核としながら、各話ごとに一人のチームメートの人生にスポットが当てられるなど、基本的には原作に沿って物語が進んでいきます。

ただし、舞台設定が東京から大阪へと変更され(ドラマはNHK大阪が制作)、登場人物の設定にも多少の変更が見られるなど、原作を完全に再現したものではありません。

また、原作は275ページほどの物量で、各章ごとにチームメンバー一人一人の詳細な家庭事情、生き様などが描かれていますが、ドラマは28分×全7話という時間的制約を有しています。そのため、原作で描かれた細かいエピソードがバッサリとカットされていくことが予想されます。

以上からも、ドラマを見て「不惑のスクラム」の世界観に興味をもたれた方には、是非原作を読んでみることをおすすめします。

作者の安藤祐介氏の文章は平易で読みやすく、難しい文学を気取ったものではありません(僕も読み始めて半日ちょいであっという間に読破しました)。それぞれの登場人物がラグビー、そして仲間とぶつかりあう中で失ってしまった「何か」を取り戻していく姿は痛快であり、読後もさわやかな気持ちになれます。

NHKドラマ「不惑のスクラム」出演者、主要登場人物まとめ

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