室井幸斎ヒット作「阿呆の佛」(あほうの仏)主人公モデルはめ以子?

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NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」もいよいよ最終週へ。この週で、文士・室井に見せ場がやってきます。

終戦後、妻の桜子(前田亜季)から追い出されてめ以子(杏)の元へふらっと現われた室井幸斎(山中崇)。その追い出された理由は明かされていませんが、恐らくロクに小説を書かない室井に呆れてか、あるいは室井の尻を叩くためでしょう。

爆撃され荒れ果てた大阪の街で、室井はめ以子らと行動を共にしながら、相変わらず下衆な勘ぐりを繰り返しています。め以子が闇市で露天商を始めたこと、警察の闇市への手入れに反抗して逮捕されたこと。こうした出来事を身近で見ていた室井は、少しずつそのおかしな顛末をメモにしたため、来るべき新作のためのネタ集めをしていたようです。

新聞連載「あほうの仏」がヒット

その室井の下衆な取材成果が実を結んだのが、某新聞で連載されている連続小説「あほうの仏」。倉田(綾田俊樹)の「あほうな仏はわらう」という一言から着想を得て、書き上げたものです。主人公の「お富士」という「阿呆な」女性が巻き起こす騒動を面白おかしく綴った小説です。

室井が手がけるこの「あほうの仏」は泰介も読んでおり、め以子との会話でも「今日のあほうの仏が面白かった」と話題に出します。もちろんめ以子も読んでいて、主人公のお富士が「アホすぎてイライラする」「こんなんいるわけないやろ」とお怒りの様子。

「あほうの仏」のモデルはめ以子

しかし、実はこの「あほうの仏」の主人公・お富士は、他ならぬめ以子がモデルとなっているのです。

「お富士」は、め以子の側で丹念に取材(?)をし続けた室井が生み出した、渾身のキャラクター。そんなこととは露知らず、「アホすぎてイライラ」しているめ以子。

め以子の暴走キャラは脚本家の狙い?

これまで、時折見せるめ以子の暴走ぶり、わがままぶりは脚本家・森下佳子氏が意図的に書いているのか、それとも森下氏自身がめ以子のような性格で、知らず知らずにお騒がせキャラを書いてしまっているのか、その意図が読み取れない場面もありました。

しかし、物語の最後に来てめ以子を「あほうの富士子」として相対化し室井に書かせていることからも、一連のめ以子の暴走ぶりの描写は、脚本家の確信犯だったようです。

調子に乗る室井に桜子は…

なお、室井はこの「あほうの仏」のヒットにより浮かれまくっており、剛を煮やした桜子にある「ドッキリ」を仕掛けられます。これにより室井の本性がバレてしまうわけですが…。

果たして二人は仲直りできるのでしょうか。最終週のエピソードのひとつになりそうです。

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