関東大震災発生でめ以子は東京へ帰れるのか 東京大阪間最短11時間・しかし交通は寸断

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「ごちそうさん」第11週の最終日放送分。大阪からはるか離れた関東地方で、「関東大震災」が発生してしまいます。時は大正12年9月1日。東京はまだまだ夏の暑さが残る、風の強い一日でした。

関東地方では神奈川県沿岸や東京東部下町方面を中心に、建物損壊や火災旋風などが発生し甚大な被害が出ました。この震災により10万人以上の方が亡くなったと言われています。

被災地へはなかなか行けない

話を現代に移してみると、1993年に発生した阪神淡路大震災、そしてまだ記憶に新しい2011年の東日本大震災。こうした未曾有の震災が発生した際には現場への交通が遮断され、なかなか現地まで辿り着けない、というのは私たちも経験として理解しています。

大阪に嫁いで一年足らずのめ以子にとって、愛する家族や友人が居る東京の震災は、胸が張り裂けんばかりに辛いことでしょう。しかし、こういう時はすぐさま大混乱の現地に駆けつけるというわけにもなかなかいかず、ましてや大正当時の交通状況を考えると、東京大阪間の距離はとてつもなく遠いものだったと思われます。

最短11時間だった鉄道は寸断

大正12年当時、東京ー大阪間の最短移動は鉄道(東海道本線)で、所用およそ11時間程度。まだまだ日本では旅客飛行機はありませんでしたので(一般庶民が飛行機で都市間を移動できるようになるのは1960年代以降の話)、日本の東西を結ぶ交通は鉄道が生命線でした。

ただでさえ遠い、め以子の故郷・東京。さらに悪いことに、地震の揺れ、津波により南関東の鉄道網は壊滅的な被害を受けました。河川に架けられた鉄橋はあちらこちらで崩落、トンネルや線路も土砂崩れや損壊により寸断されてしまいます。旅客、物資の輸送を鉄道というインフラに依存していた大正時代において、これは大打撃です。

しかしこれは少々意外な事実なのですが、翌月には仮復旧ではありましたが、鉄道はほぼ全線で開通をしています。これは鉄道というインフラが今以上に物資の輸送の大動脈であり、国を挙げて全力で鉄道の復旧に力を注いだからだそうです。

め以子と悠太郎と震災

恐らく震災を受けて、め以子は東京への里帰りを願うことでしょう。め以子の大切な人が亡くなってしまう、というウワサもあります。東京東部の大部分が焼けて失われてしまったという悲しい現実に、め以子はどう向き合うのでしょうか。また、「災害に強いまちづくり」が夢である夫・悠太郎にとっても、この災害は人生を左右する出来事となりそうです。

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