「ごちそうさん」関東大震災で宮本先生の生死は?恩師・宮本先生の名言

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ついに関東大震災が発生してしまったNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」。遠く大阪の地でも揺れを感じるほどのこの大きな地震は、当時の東京に壊滅的な被害をもたらします。

この記事は第12週放送分、震災被害のネタバレがあります。ご注意下さい。

大混乱の中、東京へと向かったのは悠太郎(東出昌大)と室井(山中崇)。しばらくして悠太郎からの手紙で、卯野家の家族や開明軒店員の無事を知らされます。

それを聞いて安堵するめ以子でしたが、後日、大阪に帰ってきた室井から清明高等女学校時代の恩師・宮本先生(奥貫薫)が震災で亡くなったという悲しい知らせを聞きます。

その日の夜は、桜子(前田亜季)たちが用意したおでん(関東煮)を皆で囲み、食べることを大切にしていた宮本先生を弔います。め以子にとっては「食」の大切さを説いてくれた人生の恩師。人生の目標や夢が何もなかっため以子に、進むべき道へと導いてくれた大切な人です。

宮本先生が遺した言葉・名言

道を踏み外しそうになったり迷っている時に、優しく進むべき道を照らしてくれるのが、宮本先生の「言葉」。以下、ドラマの中で宮本先生が生徒に伝えた言葉をメモしておきます。

「包丁というのは実はただの鉄の板なんですよ 
研がなければ包丁にはなりません
夢というのもそういうものじゃないですかね」

悠太郎は災害に強いまちづくり、桜子は文章を書くこと、民子(宮嶋麻衣)は先生になることなど、周囲の友人たちは「夢」を持っているのに、自分には何もないと気がついため以子。当時、悠太郎に苦手な納豆を食べさせるためのアイディアを探していため以子に対し、宮本先生は包丁を例えにして、め以子の食への情熱が「夢」の原石であることを気付かせます。

包丁は、自分の手を動かしながら何度も研ぎ、失敗をし、初めて自分の望む刃の角度が見えてきます。研がずにただの鉄の板で終わらせるか、素晴らしい包丁を創り上げるのか。本人の心がけ次第ということです。

「これからあなた達は様々な道を歩いて行くとおもいます。いろいろな人と出会う事でしょう。温かい人も冷たい人も幸せな人も寂しい人も。どうしても馬が合わないということもあるかもしれません。ですが、そんな時にはどうか思い出して頂きたいんです。
食べなければ人は生きていけないんです。あなたと私がどこがどれほど違っていようと、そこだけは同じです。同じなんです。」

卒業時の、生徒に対するはなむけの言葉。人間はどんなに偉い人であろうと、貧しい人であろうと、食べなければ生きていけません。「食べる」という行為の前では人間は平等であり、だからこそ「食べる」ことで立場の違う人同士、国籍や人種が違う人同士、わかり合うことがあるのではないか。家政学を中心に教えていた宮本先生らしい言葉です。

これら二つの言葉は、今後の物語でめ以子が生きていく指針となるのでしょう。物語は大震災、そして戦争の時代と、苦難の時代へと突入していきますが、宮本先生の遺志は、「食」を通しため以子の「夢」によって引き継がれていくことでしょう。

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