「武運長久」の意味とは【花子とアン】宮本蓮子が息子・純平に伝えた想い

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9月13日(土)放送のNHK連続テレビ小説「花子とアン」より。宮本蓮子が長男・純平(大和田健介)との別れの際に送った言葉「武運長久(ぶうんちょうきゅう)」についてまとめます。

「特別休暇」の持つ意味

学徒出陣で陸軍に入隊していた純平が、「特別休暇」という名目で帰ってきました。蓮子はこの「特別休暇」の持つ意味を察し、これから戦場へと向かうであろう純平の為に精一杯の御馳走を用意。息子と過ごす「最後の夜」の時間を慈しみます。

「僕はお母様や富士子(妹)の為に戦って死ぬなら悔いはありません」

そう言って固い決意を口にする純平に対し、蓮子は

「純平…親より先に死ぬことぐらい親不孝なことはないのよ」

と、親として伝えきれない愛情を口にします。

「お母様、そんなこと言わないでください。どうか明日は笑顔で送り出してください」

そう純平に言われた蓮子は胸が張り裂けそうになる気持ちを必死で抑え、ついに翌朝の見送りの時間を迎えます。

「お母様、行って参ります!お元気で」

意気揚々と歩き出す純平の後ろ姿に、蓮子が精一杯振り絞ってかけた言葉が、以下のようなものです。

「純平!…武運長久を祈っています」

「武運長久を祈っています」 込められた想い

「武運長久」とは三省堂の「新明解四字熟語辞典」によれば、

武人としての命運が長く続くこと。また、出征した兵がいつまでも無事なこと。

戦争開始当初から「反戦」の立場をとっていた蓮子ですが、さすがにこの時期になると周囲の監視の目は一層厳しくなり、公に「反戦」の立場を口には出来ませんでした。

そこで、「無事に帰ってきて欲しい」という蓮子の精一杯の願いを込めた言葉が、「武運長久を祈っています」という表現だったのです。

「武運を祈る」ことを伝えながら、裏の意味として「武人としての命運が長く続くこと」、つまり死なずに戦いを全うすることを願ったのです。

そんな母の気持ちを知ってか知らずか、純平は曇りのない笑顔で「はい!」と答え、戦場へと向かいます。

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