「花子とアン」安東はな・7歳が詠んだ辞世の句は、村岡花子の実話から

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4月2日放送のNHK連続テレビ小説「花子とアン」第4話。教会に忍び込み見つかり、池に落ちた朝市(里村洋)を置いて逃げてしまったはな(山田望叶)。その時一緒に池に落ちたことで、はなも高熱が出て寝込み、死の淵を彷徨います。

母、爺、妹、父に囲まれて息も絶え絶えのはな。はなは朝市を見捨てたことで、罰が当たり自分は死ぬと思っています。

はな「おら やっぱし 死ぬだなあ」
「死んじゃだめじゃ!はなはまだまだ 生きんきゃだめずら」
はな「まだまだ…」
「ああ 何十年もまだまだこれからだ」
はな「…おとう かくもんあるけ…筆と紙をくりょうし…」

祖父の「まだまだ」という言葉に閃いたのか、はなは句を詠み始めます。

「まだまだとおもひすごし…」安東はな・7歳が詠んだ辞世の句

まだまだと
おもひすごし(思い過ごし)
おるうちに
はやしのみちへ(はや死の道へ)
むかうものなり(向かうものなり)

 

はなこ

これを見た父・吉平(伊原剛志)は「これは…はなの辞世や…!辞世の歌じゃ!」と鼻水だらだら、泣き出します。一筆終えたはなは、「今までお世話になりやした ありがとうごいす」と言うと、ドリフのコントのように(笑)バタッと倒れます。そして家族一同号泣。

辞世の句は村岡花子の実話が元に

7歳児のはなが立派な辞世の句を詠む…んなアホな!とツッコミたくなりますが、実はこれ、村岡花子が実際に7歳の時に大病を患い辞世の句を詠んだという「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」(村岡恵理・著)のエピソードから来ています。

今日の劇中で詠まれた「まだまだと…」という辞世の句も、実際に7歳の村岡花子が詠んだそのままの句。これだけの句を詠む7歳児。女学校に入れてしっかり教育を受けさせてやりたいという父の気持ちもわかりますね。

結局はなは一命をとりとめ、安東家一同も胸を撫で下ろします。
ただし、はなの代わりに兄・吉太郎(きちたろう=山崎竜太郎)が奉公に出たことで、今後、父・吉平と長男・吉太郎との間に長い間、わだかまりが残ります。はなも少なからず、心に引っかかりを残していくことでしょう。

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