「花子とアン」モデルとなった実在の人物・本名一覧

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NHK連続テレビ小説「花子とアン」は、実在の人物の人生模様を元にした「フィクション」です。登場人物の多くには「モデル」となった人物が存在するのですが、ドラマ上では名前が変えられており、元の人物が誰なのかわかりづらくなっています。

そこでこの記事では、主要ドラマ登場人物が誰を「モデル」としているのか、その対応関係をまとめておきます。各人物の名前左側がドラマの役名、右側が史実の人物の本名です。

▼この記事は「アンのゆりかご」を参考にしています。

★安東はな(吉高由里子)=安中はな

ドラマでは「安東家」だったが、史実は「安中(あんなか)家」。花子は四男四女・八人兄弟の一番上だった(ドラマでは四人兄弟の二番目で、長女)。

大人になって村岡家に嫁ぎ、ペンネームとして「村岡花子」を使用するのはドラマも史実も同じ。

★安東吉平(伊原剛志)=安中逸平

ドラマでは甲府で行商をしていたが、史実では花子が5歳の時にしがらみを逃れて甲府から上京、品川で葉茶屋を営んでいた。

★安東ふじ(室井滋)=安中てつ

一家で甲府から上京するまで、古風な実家の考えと夫・逸平の先進的な考えの間でいつも板挟みにあっていた。

★安東吉太郎(賀来賢人)=安中庄三郎??

吉太郎のモデルである可能性は小さいが、花子の6歳下には安中家の長男・庄三郎がいた。幼い頃から他人に預けられ音信不通となり、終戦後に突然酷く荒んだ姿で花子の家に現われる。酒に溺れ、最後はエチル・アルコールを飲んで行き倒れのように死亡。

はなの1歳上の吉太郎とは類似点は少ないが、父親に冷遇されたという点では似ている?

★安東かよ(黒木華)=×実在しない

安中家には花子、千代、梅子、雪の四姉妹がいたが、かよに相当する人物はいない模様。

★安東もも(土屋太鳳)=安中梅子?

花子の4つ下の妹・千代は17歳で北海道に嫁ぎ、三女・梅子は千代の嫁ぎ先に近い北海道に奉公に出ている。梅子は後に北海道での過酷な生活から逃れ、花子夫妻に引き取られていることからも、梅子がもものモデルと思われる。

その後、長男・道雄を失った花子夫妻は、再婚し子宝に恵まれた梅子の長女・みどりを養女に貰い受けており、「花子とアン」でも似たようなエピソードが見られるかも。

★村岡英治(鈴木亮平)=村岡儆三

「福音印刷」御曹司の三男。五男・斎とともに福音印刷を父から引き継ぐ。花子と運命の恋に落ち、妻子ある身であったが花子と再婚。

★村岡歩=村岡道雄

花子と英治の長男「歩」は、史実では「道雄」。

★村岡郁弥(町田啓太)=村岡斎

「福音印刷」御曹司の五男。横浜本社を任されていたが、震災による社屋倒壊に巻き込まれ死亡。ドラマの郁弥はカフェードミンゴで被災、火災により死亡している。

★村岡平祐(中原丈雄)=村岡平吉

「福音印刷」創業者。横浜では「バイブルの村岡さん」として知られる実業家だった。史実では平吉は震災前に死去しており、斎の非業の死を知る事はなかった。

★村岡香澄(中村ゆり)=江川幸

儆三の前妻・幸。儆三との間に長男・嘉男を授かって間もなく結核を発病し、療養のため実家に帰った。ドラマでは香澄が亡くなった後に英治と花子が結婚するが、史実では儆三と花子が結婚した当時、幸は生存していた模様。

★葉山蓮子(仲間由紀恵)=柳原燁子

「白蓮事件」で世を騒がせた柳原燁子(やなぎわらあきこ)。大正天皇の従妹にあたり、伯爵家の出。歌人として「白蓮」の雅号を使用。

★宮本龍一(中島歩)=宮崎龍介

世を騒がせた「白蓮事件」における、柳原燁子のお相手。龍介は編集者、弁護士、社会運動家だった。

★宮本純平=宮崎香織

「白蓮事件」により結ばれた宮崎龍介と柳原燁子。二人の間に生まれた長男は「香織」と名付けられた。ドラマでは「純平」として登場。

★葉山晶貴(飯田基祐)=柳原義光

蓮子の兄・晶貴のモデルである柳原義光は燁子(白蓮)の異母兄。ドラマ同様、異母妹である燁子(白蓮)に対し、酷い扱いをする。

燁子と伊藤伝右衛門の結婚は、貴族院議員であった義光の選挙資金目的もあったとされる。

★嘉納伝助(吉田鋼太郎)=伊藤伝右衛門

九州の炭坑王・伊藤伝右衛門。ドラマの伝助同様、成り上がりで粗野な所がありながら器が大きく、人間味のある人物だった。

★ブラックバーン校長(トーディ・クラーク)=ブラックモア校長

史実でも「ブラックバーン校長」そっくりの「ブラックモア校長」が実在。ブラックモア女史は「東洋英和女学院」の当時の校長で、「Go to bed!」が口癖なのも、ドラマと同じ。

★宇田川満代(山田真歩)=吉屋信子?

当時人気作家だった小説家・吉屋信子「ペン部隊」としてインドネシアやベトナムに赴いており、宇田川先生のモデルでは?とのウワサがチラホラと。

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醍醐さんや白鳥かをるこは実在せず

その他の登場人物である醍醐亜矢子(高梨臨)、白鳥かをるこ(近藤春菜)、木場朝市(窪田正孝)、徳丸甚之介(カンニング竹山)、梶原聡一郎(藤本隆宏)らは実在しない「フィクション」の人物だと思われます。

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