村岡儆三・花子(英治・はなのモデル)夫婦の子供は何人いた?【花子とアン】

スポンサードリンク

NHK連続テレビ小説「花子とアン」のモデルとなった夫婦・村岡儆三と花子には、事情が異なる三人の「子供」が居ました。

この記事では、決して子宝に恵まれたとは言えなかった村岡夫婦の、「三人の子供」についてまとめます。多少、今後のはなの人生のネタバレも含まれますので、ご注意下さい。

※この記事は「アンのゆりかごー村岡花子の生涯」を参考にしています。

①嘉男(7歳で死別)…儆三と前妻との間の子供

前妻・幸は結核で実家へ 嘉男は長兄が預かる

一人目の「子供」は、村岡儆三が前妻・幸との間にもうけた男の子・嘉男(よしお)です。幸は嘉男を授かって間もなく結核を発病し、療養のため実家に帰ります。

福音印刷の新店舗である銀座店の運営に忙しかった儆三は、家族で暮らした家を引き払い、幼い嘉男を長兄の十太夫妻に預けて、神田で一人暮らしを始めます。

関東大震災で被災、嘉男は死亡

やがて儆三は幸と別れ、花子と結婚します。これを機に嘉男は十太の養子に入りますが、もともと腺病質(せんびょうしつ)だった十太の具合が思わしくなくなり、牧師・水上政五郎のもとに養子に入っていた儆三の実妹・雪子が嘉男を引き取ります。

しかし関東大震災で水上家は被災、家族全員が死亡し、雪子、嘉男も帰らぬ人となってしまいます。嘉男はまだ7歳。儆三は幼い嘉男の死に対し、自責の念に悩まされたようです。

「花子とアン」に嘉男は登場しない

ドラマ「花子とアン」には前妻・香澄(中村ゆり)は登場しますが、嘉男らしき人物は登場しません。「略奪愛ではない」という朝ドラ的ストーリーの構成上、登場させなかったのかも知れません。

▼儆三の前妻・幸についての詳しい記事はこちら。
【花子とアン】村岡英治の妻・香澄のモデルは江川幸 息子・嘉男の存在も

②道雄(5歳で死別)…儆三と花子の実子

待望の長男・道雄 疫痢にかかり5歳で死去

儆三と花子が結婚した翌年に花子は妊娠し、大正9年(1920年)3月に長男・道雄が誕生します。道雄はやんちゃでイタズラ好き、歌を作るのが得意。元気な男の子として、すくすく成長します。

しかし関東大震災から3年後の8月のこと。道雄は疫痢にかかり、わずか二晩で亡くなってしまいます。6歳の誕生日を迎える直前のことでした。

我が子を失い、天職への目覚め

ひとり息子を突然失った花子は悲しみに打ちのめされ、ただ泣いて暮らすばかり。やがて100日が過ぎ、絶望の縁から花子を救ったのは、聖書の一節とマーク・トウェインの「ザ・プリンス・アンド・ザ・ポーパー」(のちに花子が「王子と乞食」として翻訳)でした。

寝食を忘れて「ザ・プリンス・アンド・ザ・ポーパー」を読み終えた花子は「神が定めた運命に従おう。自分の子は失ったけれど、日本中の子供たちのために上質の家庭小説を翻訳しよう」と、自身の天職を見出すことになるのです。

「花子とアン」では長男・歩(あゆむ)が誕生

ドラマ「花子とアン」では、英治とはなの間に誕生した長男は「歩(あゆむ)」と名付けられました。歩も道雄同様、疫痢にかかり早世してしまうようです。

関連記事:村岡花子の息子・歩が急死 多くの乳幼児の命を奪った「疫痢」の恐怖とは

③みどり(養女)…花子の妹・梅子の長女

可愛い姪っ子・みどりと晴子 ドラマでは美里と直子

過酷な労働に従事していた北海道の奉公先から花子が引き取り、大森の自宅敷地内の借家に住まわせていた花子の実妹・梅子(末妹・安東もも<土屋太鳳>のモデル)。その梅子に昭和7年(1932年)、長女・みどり(「花子とアン」では「美里」として登場)が誕生します。梅子は大森に住む画家・小林古径の紹介で、画家の卵で書家でもある坂田巖と結婚していました。

梅子夫婦には翌年に次女・晴子(「花子とアン」では「直子」として登場)も誕生。道雄の死後、子宝に恵まれなかった儆三と花子は、姪っ子たちを大層可愛がったそうです。

みどりと道雄は誕生日が同じ 養女にしたいと申し出

中でも、花子が心のうちに大きな愛情を感じていたのが、長女・みどり。みどりの誕生日は疫痢で亡くなった道雄と同じ9月13日であり、花子はこれを偶然とは思えなかったようです。

儆三と花子は、梅子夫婦に対し心を込めて「みどりを自分たちの娘として大切に育てたい」と願い出ます。梅子夫婦は笑顔とともに、この願いを快く受け入れてくれたそうです。

みどりの娘・恵理は「アンのゆりかご」の作者

この養女・みどりの娘が、「花子とアン」の原案である「アンのゆりかご」を執筆した村岡恵理(1967年生)です。花子にとって恵理は(義理の)孫、血縁上は「大伯母と大姪」の関係にあたります。

▼みどりは「花子とアン」では「美里」として登場します。
ももの長女・美里、英治・花子の養子になる 戦前の養子縁組事情とは?

▼村岡恵理についての詳しい記事はこちら。
作家・村岡恵理、女優・村岡希美 「花子とアン」に関わる二人の村岡さん

▼この記事で紹介した「三人の子供たち」の誕生日、命日に関する偶然の一致
村岡花子・儆三夫婦の「子供」たち 命日・誕生日の偶然の一致

関連記事
【花子とアン】養女・美里に出生の秘密・経緯が明かされる
「鉱石ラジオ」「JOAK」とは?「花子とアン」歩が真似した初期のラジオ放送
「花子とアン」登場人物年齢一覧 はな、蓮子、英治の年齢差は?
大正時代の平均初婚年齢・適齢期は?「花子とアン」若者の未婚っぷりに疑問?
村岡儆三(英治のモデル)の兄弟、妻、息子…村岡家・家族構成【花子とアン】
【花子とアン】村岡英治のモデル・敬三 関東大震災被害状況、死者まとめ
「花子とアン」安東家の家族構成 花子は四人兄弟の二番目
「花子とアン」で関東大震災が発生 村岡花子周辺人物に死者は出る?

スポンサードリンク

スポンサードリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサードリンク

PAGE TOP ↑