「小鳩書房」編集者・小泉晴彦(白石隼也)「赤毛のアン」タイトル決定に貢献?

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9月17日(火)放送のNHK連続テレビ小説「花子とアン」より。新しいキャラクターである「小鳩書房」編集者・小泉晴彦(白石隼也)が登場しました。

梶原(藤本隆宏)からの紹介で、花子(吉高由里子)の元を訪ねてきた編集者・小泉晴彦。戦争が終わりこれから出版界が動き出すこのタイミングで、何か「目新しい作品」を刊行したいとの希望を持っています。

花子は小泉にストウ夫人の『アンクル・トムズ・ケビン』(Uncle Tom’s Cabin,『アンクル・トムの小屋』)の原稿とともに、『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』の原稿を手渡します。

しかし、この時点では『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』は日本国内での知名度が低いなどの理由から出版を断られてしまいます。『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』が『赤毛のアン』として出版されるには、さらに年月を要することになります。

「赤毛のアン」は三笠書房から 

史実によれば、「赤毛のアン」は昭和27年(1952年)に三笠書房から出版されています。この三笠書房の編集者・小池喜孝が「小泉晴彦」のモデルだと思われるのですが、小池喜孝は「赤毛のアン」の「誕生」に大きな役割を果たしています。

「新しい作品を出したい」と訪ねてきた小池に対し、当初は出せる原稿はないと突っぱねていた花子。

しかし、足しげく通って来る小池と洋書の装丁について話しているうちに、かつて関東大震災で亡くなった義弟・斎(村岡郁弥のモデル)が話していた「イギリスに負けない美しい本を作る」という言葉を思い出し、『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』の原稿を小池に託すことになります。

「赤毛のアン」タイトル案を出した小池喜孝

三笠書房創設者・竹内道之助(ドラマでは門倉幸之助=茂木健一郎)の後押しもあり、『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』は出版する運びとなるのですが、面白いのが「赤毛のアン」というタイトルに決まった経緯。

当初、花子は「夢見る少女」「窓辺の少女」「窓辺に倚(よ)る少女」といったタイトル候補を挙げており、話し合いの結果、「窓辺に倚(よ)る少女」に決まります。

しかし、いよいよ翌日に原稿を印刷所に回すという日の夜。竹内道之助がタイトルを「赤毛のアン」にしたらどうか、と電話で提案してきます。これは小池喜孝の案だったようですが、花子は「直接的すぎる」「ロマンティクでない」として憤慨、キッパリこれを断ります。

娘・みどりの鶴の一声

ところが、それを聞いた娘のみどり(美里のモデル)が、「赤毛のアン」というタイトルをなぜか絶賛。「窓辺に倚(よ)る少女」ではおかしい、と意見します。

これを聞いた花子は「若い人の感覚を信じてみよう」と考え直し、慌てて竹内に「赤毛のアン」のタイトルでいくことを伝えます。「赤毛のアン」という絶妙なタイトルの誕生には、小池とみどりという二人の人物が関わっているのです。

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