【花子とアン】本多先生(マキタスポーツ)は阿母尋常小学校の校長先生に 

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NHK連続テレビ小説「花子とアン」第8週目の放送は、安東はな(吉高由里子)が修和女学校を卒業し、故郷山梨・甲府の阿母尋常小学校の代用教師に赴任するところから始まります。

マキタスポーツは校長先生に!

この「阿母尋常小学校」は、はながかつて幼少期に通った学校。クラス担任だった本多先生(マキタスポーツ)が「学問して良き人となれずらー」「先生は尊び敬えずらー」と田舎訛り丸出しで教育を行なっており、それに呆れた父・安東吉平(伊原剛志)がはなを東京の女学校へ編入させた経緯があります。

あれから10年。その本多先生は今や校長先生になり、赴任して来たはなの上司となります。

芸人、文筆、俳優…マルチな才能を地味に発揮

本多先生を演じるマキタスポーツはお笑い芸人、ミュージシャン、俳優とマルチな活動を展開。東京の国士舘大学を卒業後一旦は故郷山梨に戻り、モスバーガーの副店長として勤務し、その後フリーター生活を経て28歳で再上京したという異色の経歴を持っています。

ピン芸人としては、ミュージシャンの形態模写(長渕剛、矢沢永吉、桑田佳祐など実に多彩)やパロディーソングといったネタを得意とし、ピン芸人の祭典「R-1ぐらんぷり」で準決勝に進出しています。

文才も一部では高く評価されており、「すべてのJ-POPはパクリである~現代ポップス論考」(扶桑社)「一億総ツッコミ時代」(星海社新書)といったサブカルチャー的視点から鋭く物事を論じる切り口には定評があります。

浅草キッドの水道橋博士はこうしたマキタスポーツの才能を高く評価しており、「今年来る(ブレイクする)芸人」に、ここ数年毎年名前を挙げています(しかし一向にブレイクしていない)。

ちなみに「マキタスポーツ」という芸名は実家の家業である「マキタスポーツ洋品店」から。

「苦役列車」で新人賞 「ルーズヴェルト・ゲーム」にも出演

マキタスポーツはその「典型的なオッサン」的風貌からか、最近は個性派俳優としても重宝されています。

2012年、映画「苦役列車」(山下敦弘監督)でブルーリボン賞新人賞、東京スポーツ映画大賞新人賞を獲得。現在はTBS系ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」に出演しているほか、昨年はテレビ東京系深夜ドラマ「みんな!エスパーだよ!」において三河弁を操るダメな喫茶店マスターを好演。「あまちゃん」にも司会者役として(チョイ役)出演していました。

甲州弁ネイティブの強みを発揮か

今回の本多先生役は、山梨の片田舎の呑気な教師という設定。山梨県山梨市(県中部。甲府市とも隣接)の出身であるマキタスポーツにとって、甲州弁はお手のもののはずです。

東京で先進的な考え方を身につけたが故に、周囲との軋轢を生じさせてしまうはなと、10年間変わらずに素朴な田舎教師として勤務し続けてきた本多先生。マキタスポーツのひょうひょうとしたキャラクターと吉高由里子との絡みが楽しみです。

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