「花子とアン」で登場した「3円」「1000円」は現代だといくら?。明治時代の物価・貨幣価値

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4月16日(水)放送のNHK連続テレビ小説「花子とアン」。北澤司(加藤慶祐)とともにボランティアの紙芝居をしていたため、寄宿舎の門限を破ってしまったはな(吉高由里子)。

これに対し、ブラックバーン校長(トーディー・クラーク)は罰として学校中の掃除当番をはなに命じます。お正月休みで生徒達はみな実家へと里帰りする中、はなだけは入学以来かれこれ5年も甲府に帰っていません。少しでも仕送りを確保するためです。

はなが受け取った給金「3円」

そんなはなに対し、ブラックバーン校長は掃除の「給金」だとして「3円」が入った封筒を手渡します。そんな大金はとても受け取れないというはなでしたが、この「3円」というのがどれくらいの価値があるのか、正直わからないですよね。

当時の貨幣を現在に換算すると?

そこでドラマの時代(明治41年=1908年頃)のおおよその貨幣価値、物価を調べてみました。

★白米10kg=約1円(明治40年)
★家賃1ヶ月=2円80銭
★山手線の初乗り運賃 5銭=0.05円(明治42年)
★高知県の役人の月俸(明治40年)
県知事=300円、警察の巡査=13.6円、町村長=14.1円、町村助役=11.2円

こうして見ると、米や電車の運賃などは今と希少価値が違うので一概には言えませんが、当時の1円は現在の1~3万円程度の価値(感覚的に)があったのではないかと推測できます。1円=3万円で計算すると、家賃1ヶ月は84,000円、警察巡査の月給がおおよそ40万円。いい線でしょうか。

はながブラックバーン校長からもらった旅費「3円」は、少なく見積もっても3万円〜6万円分くらいの価値はあったのではないでしょうか。

なお、2014年現在の東京・新宿駅〜甲府駅間(123.8km)のJR旅客費は、特急料金(特急「かいじ号」)込みで片道3,608円。大量輸送手段が発達した現在と当時とでは「汽車に乗る」ことの希少価値が違い過ぎますので、一概に比較は難しいところではあります…。

葉山蓮子の兄が申し出た寄付額「1000円」

「花子とアン」4週目では、令嬢・葉山蓮子(仲間由紀恵)の実の兄(飯田基祐)が登場し、妹への「手切れ金」として修和女学校に1000円の大金を小切手で寄付しようとします。これに対し、ブラックバーン校長は「そんな大金は受け取れない」と突っぱねました。

前述のレートで言えば、当時の1000円は現在の数千万円に換算でき、ポンと出すにしては常識外れな寄付額だと言えそうです。葉山家は天皇家とも関係してくるような華族なので、これくらいの額は痛くも痒くもないのかも知れません。

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