新朝ドラ「花子とアン」脚本家・中園ミホとは?「やまとなでしこ」「ハケンの品格」

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NHK連続テレビ小説は『ごちそうさん』の後を受けて、いよいよ『花子とアン』の放送が開始されます。すでにNHKでは予告編も流れ始めておりますが、それを見た感じでは『花子とアン』に流れる空気感はコミカルな印象。

波瀾万丈だった翻訳者・村岡花子の一代記をどのように描くのか、重苦しい展開なのか、と気になっていましたが、まずは楽しんで見られそうです。

「やまとなでしこ」「ハケンの品格」…ヒット連発

この物語の脚本を担当するのが、売れっ子脚本家の中園ミホ。村岡花子の孫に当たる村岡恵理の『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』を原案として、半年間に及ぶ長丁場の物語の執筆に挑みます。これがNHK朝ドラ初執筆となります。

中園ミホと言えば、「Age.35 恋しくて」「やまとなでしこ」(フジテレビ)「ハケンの品格」「ドクターX~外科医・大門未知子」(テレビ朝日)など主に民放でヒットドラマを数多く手がけてきたことで知られます。

コピーライター、占い師、シングルマザー…豊富な経験

かつて占い師をしていた経験から来る人間の内面の観察力や、「取材力の中園ミホ」と称されるほどの入念な取材、マーケティングリサーチから生み出されるストーリー構成力が中園の大きな武器。コピーライターや広告代理店でも就業経験があるという中園の人生が、執筆の強みとなっているのでしょうか。

また、自らが未婚のままシングルマザーの道を選び自立した生き方を実践していることからも、女性の視点から見た社会や世界の姿の描写にも定評があります。

そうした中園の脚本が評価され、「ハケンの品格」では放送文化基金賞、橋田壽賀子賞などを、「はつ恋」「ドクターX~外科医・大門未知子」で第31回向田邦子賞を受賞しています。

「純と愛」「あまちゃん」…脚本家と視聴者との相性

NHK朝ドラは半年間の長い付き合いになるので、視聴者にとっては脚本家との相性が大切。

最近では「朝ドラをこわす」との意気込みを宣言した「純と愛」の遊川和彦の脚本に対して、その重苦しい展開の連続に批判の声が続出。「あまちゃん」の宮藤官九郎の脚本は、朝ドラらしからぬハチャメチャな展開に付いていけない人を発生させながらも、一部視聴者から熱狂的な支持を集めました。

間もなく放送が終了する「ごちそうさん」の脚本家・森下佳子に対しても、「これぞ朝ドラ」と安定感を評価する声と、「下品」「早く終わってくれ」と嫌悪感を表明する声の両方が挙っています。

朝ドラは毎朝の長い付き合いですから、作品の「好き嫌い」が半年間という期間によって熟成、増幅され、その評価の振れ幅も大きくなるようです。

「花子とアン」を執筆する中園ミホが、「あまちゃん」「ごちそうさん」から流れてくる朝ドラ視聴者層を上手く掴めるか。物語の出だしに大注目です。

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