「花子とアン」登場人物 反戦・戦争推進派・中立 思想まとめ

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いよいよ太平洋戦争が始まってしまったNHK連続テレビ小説「花子とアン」。ヒロインが戦争の時代に翻弄されるのは、いわば「朝ドラ」の定番ともいえます。

「花子とアン」でも周囲の人々の多くは戦争の熱狂に浮かれ、戦争を良く思わない蓮子や花子らと軋轢が生まれていきます。(※とはいえ、当時は情報も統制され欧米列強の脅威もあり、現代の価値観と同じように簡単に「反戦」と腹を括れない部分もあったとは思います…)

この記事では、「花子とアン」登場人物の戦争に対するスタンスをざっとまとめておきます。

戦争に反対、後ろ向きな登場人物

・宮本龍一(中島歩)

もっとも「反戦」を唱えている人物。かつて社会主義革命を夢見た仲間たちとともに、反戦活動を展開している。大陸に渡り中国と和平工作をしようと企てるが、憲兵により連行されてしまう。

・宮本蓮子(仲間由紀恵)

夫の龍一とともに、一貫して反戦の立場。宇田川満代ら息巻く従軍記者に愛想を尽かし、やがてはっきりと自分の意見を言わない花子とも絶縁状態に。長男・純平が軍隊に入隊することにも強く反対している。

・村岡花子(吉高由里子)

かつての恩師(ブラックバーンら)との友情、幼い頃から西洋の文化に親しんで来たこと、それに子供の夢を守りたいとの理由から、平和を望んでいる。蓮子ほどはっきりと反戦を意識していたわけではなかったが、JOAKが情報局の管理下となったことで番組を降板、自身の声が戦争に加担することを拒否する。

・村岡英治(鈴木亮平)

戦争が激化した後もクラシック音楽を楽しむなど、西洋文化に対して寛容。周囲がラジオ放送の戦勝の報に万歳三唱するも、英治は万歳せずに困った顔。仕事がない時期に吉太郎から軍の仕事を紹介されるも、これを拒否する。やがて村岡家は周囲から「非国民」と罵られることになる。

・ブラックバーン(トーディ・クラーク)

日本滞在時から、将来的に飛行機が戦争に悪用されるのではないかと憂いていた。日本・カナダ両国の友好を願いながらカナダに帰国。

・安東吉平(伊原剛志)

もともとリベラルな思想を持ち、かつては社会主義運動を展開していた父・吉平。甲府に疎開して来た孫たち(美里、直子)にいつもの「カタコト英語」で会話をし、ふじらに咎められるが、「家の中くらい自由にさせろ!」と言って聞かない。

中立の立場をとる登場人物

・黒沢一史(木村彰吾)

JOAKでラジオ番組づくりに携わる。国による情報統制が厳しくなってきても、ラジオ局員としての職務は忠実にこなしている。ただし、これまで見せてきたジャーナリストとしての冷静で理知的な判断力から見ても、盲目的には戦争に加担しないはず。

・有馬次郎(堀部圭亮)

JOAK看板アナウンサー。情報を一字一句正確に伝えることに情熱を燃やしていた。軍部に放送の実権を握られると、「今日からラジオのあり方は変わってしまった」と大きく落胆。戦争の賛否に対し明確に思想を持つと言うよりは、アナウンサーの職務として「中立」を貫こうとしている。

・梶原聡一郎(藤本隆宏)

聡文堂での童話や文学の出版を取りやめることを、残念そうに花子に報告。本心では平和を望んでいる様子。

戦争参加に前向きな登場人物

・宮本純平(大和田健介)

少年飛行隊に憧れ、やがて陸軍に入隊。戦地へと向かう。父・龍一の反戦活動に対して反感を持っている。

・安東吉太郎(賀来賢人)

憲兵として体制側で政治犯等の調査、取り締まりを担当している。宮本家に近付くな、など花子にたびたび軍部の裏情報を伝える。

・安東かよ(黒木華)

雪乃(壇蜜)に誘われ「国防婦人会」に参加。割烹着に白たすきで積極的に「銃後の活動」をするようになる。「非国民」として近所から投石された花子に対し、西洋文化にたしなんでいることを咎(とが)める。

・宇田川満代(山田真歩)

「ペン部隊」として日本軍に従軍。戦地のレポートを勇ましくラジオで伝える。ただし、戦場で見た生々しい光景については少々口が重たい。

・醍醐亜矢子(高梨臨)

お嬢様育ちのせいもあるのか、宇田川ら従軍記者に無邪気に憧れている。やがて父のツテで自身もシンガポールに向かい従軍記者となるが、帰国後は人が変わったように明るさを失ってしまう。

・長谷部汀(藤真利子)

女性の立場を向上させる為の活動をしていた大物女流作家。やがてその活動が「戦地に女性従軍記者を送り込む」という方向にシフトしていく。

・雪乃(壇蜜)

蓮子に助けられた雪乃だったが、やがて「国防婦人会」に携わるようになり、かよを誘う。

・漆原部長(岩松了)

JOAKの放送部長。確固たる思想があるとは思えないが、軍部の意向を忠実に守り、ラジオ放送のプロパガンダ化に貢献していく。

・その他の人々

益田旭(金井勇太)、益田もも(土屋太鳳)、村岡美里(三木理紗子)らはラジオの戦勝報告に無邪気に万歳をしており、戦争を前向きに捕らえている模様。

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