手紙のやりとりで安東はなと嘉納蓮子の友情が復活する、第10週「花子とアン」

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NHK連続テレビ小説「花子とアン」第10週(6月2日~6月7日放送)で、久しく疎遠となっていた"腹心の友"、安東はな(吉高由里子)と嘉納蓮子(仲間由紀恵)の友情が復活します。

蓮子の結婚後は二人は疎遠に

蓮子と嘉納伝助(吉田鋼太郎)の「愛のない結婚」を巡り、気持ちに行き違いが生じてしまったはなと蓮子。女学校を離れて9年、互いの存在を気にはしながらも直接の連絡はとっておらず、実質絶交の状態になっています。

蓮子から久しぶりに送られた手紙の内容

はなが甲府で小学校の教師となって数年が経った大正7年(1918年)。はなの元に蓮子自作の歌集「踏絵」が送られてきます。その立派な歌集には、以下のような旨を記した蓮子からの手紙も同封されていました。

前略 安東はな様

以前 児童の友という雑誌で貴女の童話をお見かけ致しましたが
あれ以来 待てど暮らせど貴女の作品は一作も見かけません

その間にわたくしは歌集を出すことにあいなりました

貴女はいつになったら安東花子の名前で本を出すのですか?
ぐずぐずしているとおばあちゃんになってしまいますよ

では ごきげんよう さようなら

蓮子の手紙は、はなを叱咤激励するかのような内容。はなは懐かしい友人からの便りに胸を躍らせると同時に、心の奥底に眠らせていた創作への情熱が再びよみがえってくるのです。

はなは「たんぽぽの目」を執筆「腹心の友に捧ぐ」

蓮子からの手紙に俄然モチベーションが上がったはなは、新作童話「たんぽぽの目」を書き上げます。見事に向学館の梶原(藤本隆宏)に認められ刊行された「たんぽぽの目」を、はなは蓮子に送ります。

「たんぽぽの目」の著者名は、かつて蓮子が提案し、世に作品を出す際はこれを使うと二人で約束をしたペンネームである「安東花子」。

「腹心の友に捧ぐ」とメッセージが書き添えられたその新刊を手にした蓮子。虚しいばかりの日常を過ごす蓮子は、花子からの気遣いに大いに感激します。こうして二人の友情は無事に復活したのです。

▼関連記事。はなの新作童話「たんぽぽの目」は村岡花子が実際に創作したもの。少女の瑞々しい感性により日常の風景が切り取られています。

次の記事「『花子とアン』モデル・村岡花子と柳原白蓮の手紙での友情のやりとり その内容」では、はなと蓮子の友情のモデルにもなっている村岡花子と柳原白蓮の友情、手紙のやりとりをまとめます。

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