「君死にたもうことなかれ」葉山蓮子が吉太郎におくった歌は与謝野晶子作

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5月9日(金)放送の「花子とアン」では、与謝野晶子の詩「君死にたまふことなかれ」が登場しました。

蓮子は人生の決断を前に甲府へ

葉山家の窮地を救うために、兄・晶貴(飯田基祐)から九州の粗野な石炭王・嘉納伝助(吉田鋼太郎)との結婚を迫られている葉山蓮子(仲間由紀恵)。

人生の大きな決断の前に、蓮子は甲府にある安東はな(吉高由里子)の実家を訪ねることにしました。汽車に乗り、ようやく甲府に辿り着いた蓮子とはなを出迎えたのは、安東家の長男・吉太郎(賀来賢人)でした。

「お目にかかれて嬉しゅうございます」吉太郎は蓮子に一目惚れ

これまで見たことも無い伯爵の令嬢を見た吉太郎は、「お目にかかれて嬉しゅうございます」と挨拶する蓮子の姿を見た途端に、「空から天女が舞い降りたよう」(美輪明宏談)な気分で一目惚れをしてしまいます。

蓮子が吉太郎におくった「君死にたまふことなかれ」

その夜。兵隊に行くと決めた吉太郎に、「本当に行くのか」と聞くはな。そのやり取りを横で聞いていた蓮子は、与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」を朗読し始めました。

あゝをとうとよ 君を泣く
君死にたまふことなかれ
末に生れし君なれば
親のなさけはまさりしも
親は刃をにぎらせて
人を殺せとをしへしや
人を殺して死ねよとて
二十四までをそだてしや

戦争へ向かう末弟におくった反戦歌

この詩は大阪・堺の老舗商人の家に生まれた晶子(本名・鳳志よう)が、戦争に向かう末の弟に向けて歌ったもので、1904年(明治37年)に「明星」に発表したものです。当時、反戦の詩ということで大きな批判を受けました。

▲明治から昭和を生きた歌人・与謝野晶子。
(画像はwikipediaより転載。)

「君死にたまふことなかれ」の意味

おおよその現代訳はこんな感じです。

おお弟よ、あなたのために泣いています
弟よ、どうか死なないでください
末っ子に生まれたあなたですから
親の愛情はたくさん受けて来たけれど
親は刃物を握らせて
人を殺せと教えましたか?
人を殺して死ねと言って
24まで育てたというのでしょうか?

蓮子は与謝野晶子が憧れ?

葉山蓮子は以前、これからの自立した女性の生き方の「憧れ」の事例として与謝野晶子の名を出して語っていました。女性の職業選択の自由が少ない当時、歌人や文学者などの文学の道は、女性にとっても数少ないチャンスの場だったようです。

それにしても、麗しい伯爵令嬢からこんな詩を朗読されたら、純朴な吉太郎としては「惚れてまうやろー」と言いたくもなります。

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