「花燃ゆ」第2話視聴率は13.4% 「平清盛」下回る近年にない低調さ

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2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」(井上真央・主演)第2話の視聴率が13.4%だったことがわかりました。第1話で記録した16.7%(初回としては大河歴代ワースト3位)からさらに下がり、低調な滑り出しとなっています。(視聴率はいずれも関東地区、ビデオリサーチ社調べ。)

「花燃ゆ」は幕末の長州藩士・吉田松陰の妹・杉文(すぎ・ふみ)を主人公にした物語。松蔭が思想を教える「松下村塾」に集まった若者らと文との交流を中心に、幕末の動乱期を生きた人々を新たな視点で描くという意欲作です。

杉文って誰?低い知名度が影響か

NHK側としては、残された資料が少ない杉文という人物を敢えて主人公に据える事で、自由度の高い物語が展開出来ると自信を見せていました。

しかし、放送開始前から「杉文って誰?」という声は多く、知らない人物に感情移入できるのかという疑問の声も挙っていました。

幕末男子の育て方…

それに加え、「幕末男子の育て方」「幕末ホームドラマ」という、長年の硬派な大河ファンからすると嫌な予感(笑)を覚えるキャッチフレーズが並んだ事もあり、歴史好きの固定客が逃げるのでは?という懸念もありました。

実際、第2話では吉田松陰(伊勢谷友介)が起こした脱藩という一大事がサラッと描かれたのに対し、文や姉の寿(優香)の恋模様には多くの時間が割かれていました。国を動かすような歴史の経緯をじっくり見たい視聴者層からすると、少々物足りない内容だったかも知れません。

軍師官兵衛、八重の桜、出だしの視聴率は?

参考までに、昨年の「軍師官兵衛」(岡田准一・主演)は初回が18.9%、第2話が16.9%。一昨年の「八重の桜」(綾瀬はるか・主演)は初回が21.4%、第2話が18.8%でした。視聴率の不振が話題になった3年前の「平清盛」(松山ケンイチ・主演)は初回が17.3%、第2話が17.8%で、「花燃ゆ」はこの「平清盛」も下回っています。

「篤姫」の夢よ、もう一度?

ちなみに、「花燃ゆ」と同じく女性が主人公であり、NHKが「夢よもう一度」と思っているであろう2008年の「篤姫」(宮﨑あおい・主演)は初回が20.3%、第2話が20.4%。「篤姫」はその後グングン視聴率を上昇させ、第9話では早くも25.3%を、終盤の47週では29.2%を記録するなど、最終的に全50話平均視聴率は24.5%を記録しました。

大河ドラマは一年間の長丁場。例え滑り出しが不調でも、内容がしっかりしていれば口コミで視聴率は上昇していきます。「花燃ゆ」も出だしこそは低調でしたが、「幕末」という素材はキラーコンテンツであり、まだまだ挽回の余地は十分にあると思われます。

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