【いだてん】映画「不如帰」に三島和歌子が激怒

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NHK大河ドラマ「いだてん」第3回に登場した映画「不如帰(ほととぎす、ふじょき)」についてまとめます。

第3回では、「不如帰」の登場人物のモデルの一人となった三島和歌子(白石加代子)が、「不如帰」の内容に激怒するシーンが描かれました。

徳富蘆花のベストセラー小説「不如帰」

映画「不如帰」は、熊本出身の小説家・徳富蘆花(とくとみ・ろか)の人気小説を映画化したもの。「いだてん」第3回の時代設定である明治43年頃は、ちょうど「不如帰」が映画化された時期に当たります。

小説「不如帰」は、逗子に住んでいた蘆花が来客の婦人の噂話をもとに創作した作品で、三島弥太郎の最初の妻・大山信子が主人公(浪子)のモデルとなっています。

同小説は明治31年から32年にかけて「国民新聞」に掲載されると、後に出版されてベストセラーに。また、明治42年以降繰り返し映画化がされており、当時の娯楽作品の定番と言える題材でした。

あらすじ:結核にかかった浪子の悲しい物語

物語のあらすじは以下の通り。

海軍少将・川島武夫(三島弥太郎がモデル)と結婚した浪子は、愛する夫と幸福な日々を送っていました。しかし武夫が日清戦争に出征してしまうと、浪子は結核を理由に意地悪な姑(三島和歌子がモデル)から離婚を強いられてしまいます。

実家に戻った浪子は、今度は薄情な継母(大山捨松がモデル)に疎まれ、父が建てた離れで夫を想いながら失意のうちに亡くなってしまいます。

劇中で浪子が語った「あああ、人間はなぜ死ぬのでしょう! 生きたいわ! 千年も万年も生きたいわ!」という言葉は近代文学屈指の名セリフとなり、大衆の心をつかみました。

映画を見た和歌子、激怒

「いだてん」第3回では、三島和歌子が「不如帰」に対して不満を爆発させる場面が描かれています。

小説「不如帰」で自分が意地悪な姑のモデルになっているという噂を聞いていた和歌子は、女中・シマ(杉咲花)に小説のあらすじをそらんじるように命じます(和歌子は字が読めないらしい)。

シマは咄嗟に「善人の姑」が登場する大嘘のストーリーをでっち上げてその場をごまかすのですが、映画化された「不如帰」を浅草・キネマ堂で見た和歌子は、シマの説明とはまったく違う「意地悪な姑(和歌子がモデル)」が登場する映画の内容に激怒してしまいます。

史実では「不如帰」が公開されると、継母のモデルとなった大山捨松が世間からいわれのない誹謗中傷を受け、生涯これに悩まされたそうです。実際には三島弥太郎とその母(和歌子)が嫁・信子に対して三行半を突きつけたという話もあり、今後、「いだてん」の中で和歌子がどのような人物像で描かれていくのか注目されます。

▼和歌子を演じる女優・白石加代子は朝ドラ「ひよっこ」でも怪演を見せています。今後、スポーツ万能の次男・三島弥彦(生田斗真)がオリンピックに出場する流れになりますが、長男・弥太郎にしか関心がない和歌子は…。

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