「いだてん」の時代設定 描かれる3つのオリンピック大会まとめ

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NHK大河ドラマ「いだてん」が描く時代設定をまとめます。

「いだてん」は3つのオリンピック大会を中心にして、「オリンピックと日本人」の歴史を描いていくドラマです。

明治末期〜昭和高度経済成長時代

物語の時代設定は、嘉納治五郎のもとに「オリンピックの招待状」が届く1909年(明治42年)から、日本で初めての東京オリンピックが開催された1964年(昭和39年)頃までの半世紀に渡ります。物語終盤では2020年の東京オリンピックに言及があるかもしれません。

「いだてん」で主に描かれるオリンピックは、

①1912年(明治45年)の「ストックホルム大会(スウェーデン)」
②1936年(昭和11年)の「ベルリン大会(ドイツ)」
③1964年(昭和39年)の「東京大会(日本)」


の三つの大会。これらの大会を中心として、三部構成で物語が展開されていきます。

いずれも日本人とオリンピックとの関わりの歴史を語る上で欠かせない重要な大会であり、国内外の政治経済の状況、スポーツ文化の置かれていた状況などがオリンピックに色濃く反映されていきます。

①「スポーツ維新」ストックホルム大会篇=1909年(明治42年)~

今からちょうど110年前。明治末期に開催された「ストックホルム大会」は、日本人が初めてオリンピックに参加した大会として知られます。

1909年、東京高等師範学校長・嘉納治五郎(役所広司)が「オリンピックの父」であるクーベルタン男爵の依頼によりオリンピックへの参加を要請されたことから、日本のオリンピックの歴史は始まります。

嘉納はオリンピックに参加するために必要な組織の構築のために奔走するとともに、出場選手の選考にも尽力し、東京高師の学生だった金栗四三(中村勘九郎)をマラソン選手として、東京帝大の学生だった三島弥彦(生田斗真)を短距離走選手として選定します。

「第一部」は金栗四三が主人公。ストックホルム大会での大惨敗、四年後に目指したベルリン大会(1916年)の無念の中止、金栗による箱根駅伝の創設など、日本オリンピック、日本スポーツ界黎明期の歴史が、四三の人生を通して描かれていきます。

②「オリンピックの光と影」ベルリン大会篇=1930年(昭和5年)~

続く「第二部」では、五輪初参加から20年余りでスポーツ大国へと成長していた戦前日本の「東京オリンピック招致」への挑戦と、ヒトラー率いるナチス政権下の1936年「ベルリン大会」の様子などが描かれます。

「第二部」では、もう一人の主人公・田畑政治(阿部サダヲ)が、嘉納とともに日本で初めてのオリンピック招致に奮闘していきます。

極東の小さな島国だった日本がいかにして不利を克服し、開催地決定(※1940年の開催が決定するも中止となる)を勝ち取ったのか。そして嘉納の無念の死、苦労して開催を勝ち取った東京、札幌(冬季)大会の相次ぐ中止決定など、大戦へと突き進む不穏な時代の中で巻き起こったオリンピックとスポーツの悲喜こもごもの物語が展開されます。

また、「前畑頑張れ!」の実況で日本中が熱狂し、ナチス政権下という特殊な状況で開催された1936年の「ベルリン大会」のストーリーも描かれていきそうです。

③「復興、平和への願い」東京大会篇=1964年(昭和39年)~

「第三部」は、敗戦から立ち上がり復興の象徴となった1964年の「東京オリンピック」招致までの苦難と、いざ開催が決定した後の準備期間に国を挙げて繰り広げられた狂想曲の様子などが描かれます。

東龍太郎都知事(松重豊)の大号令のもと始まった「東京大改造」は、一向に解消しない大渋滞、住居立ち退きの難航、水不足の問題、場所すら決まらない選手村建設など課題だらけ。NHKの名番組「プロジェクトX」を思わせるような無理難題が、組織委員会事務総長となっていた田畑らを次々と襲うことになります。

こんにちの東京の骨格を作ったこの大改造の様子は、2020年に再び東京オリンピックを開催し世界の人々を迎えることになる現代の我々にとっても参考になることでしょう。

主役たちの生年、没年 生きた時代

最後に、物語を牽引する重要人物四人(金栗四三、田畑政治、嘉納治五郎、古今亭志ん生)の生年、没年をまとめておきます。

・金栗四三 1891年(明治24年)〜1983年(昭和58年)
・田畑政治 1898年(明治31年)〜1984年(昭和59年)
・嘉納治五郎 1860年(万延元年)〜1938年(昭和13年)
・古今亭志ん生 1890年(明治23年)〜1973年(昭和48年)

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