黒田官兵衛ゆかりの地・広峰神社 御師のネットワークで目薬・情報を交易

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「軍師官兵衛」第1回放送でもたびたび登場した黒田官兵衛ゆかりの地「広峰神社(廣峰明神)」。

黒田家(小寺家)とは親戚筋に当たり、官兵衛(岡田准一)が智将として戦国の世に地位を確立していく折りには、重要な役割を果たしていきます。

祖父・重隆(竜雷太)の代に備前・福岡から播磨・姫路に移り住んだ黒田家。財政が苦しい中、黒田家に代々伝わる目薬を売ることで、一族の基盤をつくり、財を成すまでになったといいます。その過程で重要な役割を担ったのが、広峰神社が持つ「御師」(おし)の広域ネットワークでした。

御師の広域ネットワークで目薬を流通

「御師」とは寺社に所属し神主に仕え、参詣者の世話役、案内人をした人物。当時、広峰神社は東は北陸方面、西は現在の広島辺りまで、虫除けのお札、蒟蒻いもがたくさん穫れるよう祈願したお札など、さまざまなお札を信者に配っていました。そのお札を各地に届けていたが所属していた「御師」でした。

「軍師官兵衛」劇中の描写によれば、祖父・重隆がこの御師のネットワークを利用して目薬もついでに売ってみるというアイディアを思いつき、これがお札と相まって「霊験あらたか」だということになり、飛ぶように目薬が売れたとか。

官兵衛もネットワークを駆使し情報を収集

後年、成長した官兵衛もこの御師のネットワークを存分に利用することになります。官兵衛は御師を使いあらゆる「情報」をかき集め、戦国の乱世を生き抜く術とします。官兵衛の人生を語る上で欠かせない「情報収集力」は、生まれ持った広峰神社の御師ネットワークの利用から始まったわけです。

重要文化財としても貴重な本殿・拝殿

広峰神社に現存する本殿は文安元年(1444年)に再建されたもの。つまり、官兵衛の時代にはすでに存在していたことになります。入母屋造りの本殿は、拝殿、宝篋印塔(ほうきょういんとう=仏塔の一種)とともに、国指定の重要文化財に指定されています。また、非公開ながら「御師屋敷」が現在でも二軒残っています。

4月に行われる御田植祭・祈穀祭も見どころ

広峰神社の祭礼で代表的なのが、毎年4月3日に行われる「御田植祭」(姫路市無形文化財指定)と4月18日に行われる「祈穀祭」(穂揃祭と走馬式からなる)。いずれも稲作の豊穣を祈願する神事であり、現在でも篤い信仰を集めています。

その他の広峰神社年中行事は以下の通り。
1月1日 歳旦祭
2月・節分の日 節分、立春厄除大祭、とんど納札祭
2月18日 祈年祭
6月30日 夏越の大祓、茅ノ輪神事
10月17日・18日 秋季大祭
11月15日 御柱祭
旧暦10月2日 吉備祭(合格祈願)
12月31日 年越の大祓

住所:〒670-0891 兵庫県姫路市広嶺山52

TEL:079-288-4777

アクセス(電車):JR・山陽電鉄姫路駅より神姫バスで「広峰」バス停下車、徒歩30〜40分

アクセス(車):播但連絡道路「砥掘IC」より15分、駐車場は無料(70台)


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