「軍師官兵衛」第16話 光と左京進兄妹の「今生の別れ」が名シーンだった

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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第16話「上月城の守り」では、黒田官兵衛(岡田准一)の妻・光(てる=中谷美紀)と実兄・櫛橋左京進(くしはしさきょうのしん=金子ノブアキ)兄弟の「今生の別れ」の場面が描かれました。

櫛橋左京進らが離反、毛利家側に

前回第15話「播磨分断」にて、秀吉が開いた評定(会議)の場で織田方についていたはずの別所、小寺家家臣の櫛橋左京進らが離反。毛利方に付くことになりました。

櫛橋左京進は官兵衛と同じ小寺家の家臣。もともと小寺政職(片岡鶴太郎)に重用される官兵衛が気に入らず、事あるごとに対立を繰り返して来ましたが、この離反により左京進と黒田家は敵対することが決定的になりました。

光は実姉・力とも一時敵対関係に

そこで動揺し、責任を感じていたのが官兵衛の妻・光。光はもともとは櫛橋家の娘であり、左京進とは実の兄妹の関係。

光は同じく櫛橋家の実の姉で上月景貞(土平ドンペイ)に嫁いだ力(りき=酒井若菜)とも敵味方に分かれる戦いを経験、辛い思いをしており(第14話「引き裂かれる姉妹」=力は生還し、その後に出家)、再び兄妹が分かれて戦うことを何としてでも阻止したいと考えます。

光は志方城へ 兄妹の悲しい今生の別れ

光は官兵衛らの許可を得ずに左京進が居る志方城を訪ねると説得を敢行。左京進が考えを改めるまで帰らないと宣言します。そして、第16話の印象的なシーンとなったのが、志方城での兄妹の「今生の別れ」の場面。

幼い頃、この志方城で家族、兄妹で過ごした楽しい日々を振り返る光と左京進。

「あの頃は、よもやこんなことになろうとは思いもしませんでした。兄上…戦のない世が来ると思いますか?」
左京進「(涙を流しながら)わからぬ…」
「わたくしは来ると信じております。その時…また兄妹揃ってあの頃のように笑いとうございます。」
左京進「それは…かなわぬ。わしとお前は別々の道を歩むのだからな。…光…今生の別れだ…」

官兵衛の叔父・黒田休夢(隆大介)が光を迎えにくると左京進は立ち上がり、兄妹としての最後の言葉を光に投げかけます。

左京進「今この時から、われらは兄妹の縁を切る。…光…さらばだ」

左京進はそう告げると、号泣する光を置いて部屋を出て行きます。そして、本当にこれが二人が交わした最後の会話になってしまうのです。

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