8/31「軍師官兵衛」視聴率再上昇 今後は九州に舞台を移し正念場

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8月31日(日)放送のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の視聴率が14.5%だったことがわかりました(関東地区、ビデオリサーチ調べ。以下同じ)。

これは視聴率急低下が話題になった前回8月24日放送回(第34回、「九州出陣」)の13.0%から1.5ポイントの上昇で、日本テレビ系の「24時間テレビ」(8月31日~9月1日放送)の裏番組として健闘したといえるでしょう。

8月の視聴率は一週目から順に、18.2%→16.1%→16.7%→13.0%→14.5%でした。

視聴率も地味に安定していた「軍師官兵衛」

放送開始以来、13~16%前後の視聴率で推移していた「軍師官兵衛」。毎回見ている視聴者からはそれなりに内容を評価されていたと思いますが、何しろ「地味」な黒田官兵衛が主人公とあって、視聴率は安定低空飛行を続けていました。

その風向きが変わったのは6月、7月に入ってからのことでした。

7月20日放送(第29回)で最高視聴率

官兵衛(岡田准一)が荒木村重(田中哲司)によって有岡城に幽閉され、村重逃亡、だし様(桐谷美玲)の処刑、高松城水攻め、中国大返し、本能寺の変と、たて続けにドラマチックな展開が続き、次第に視聴者の目を惹き付けていきました。

特に7月20日放送回「天下の奇策」では、初回(18.9%)を上回る19.4%の視聴率を記録。この回では織田信長(江口洋介)亡き後、官兵衛の口添えにより羽柴秀吉(竹中直人)が急転直下、天下人を目指すというスピード感あふれる展開が描かれました。

本能寺の変も終わり失速?

そして、6月以降の勢いが急失速したのが、前週8月24日放送回「九州出陣」でした。「中国大返し」「本能寺の変」といったいわば「キラーコンテンツ」「メインディッシュ」が終わってしまったこと、それに「九州出陣」という地味な内容が、当日の視聴率に影響したのかも知れません。

この8月24日放送回では、有岡城から逃亡し「道糞→道薫」となった荒木村重の「後日談」が挿入され、村重の息子・岩佐又兵衛が後に絵師として大成するエピソードが語られました。

「軍師官兵衛」では戦闘シーンよりも人間ドラマ、調略に重点を置いて物語が進んでいる印象があります。荒木村重の「後日談」もまた、根気よく毎回見続けている視聴者にとっては心温まるエピソードであり、こうしたエピソードの回収具合が視聴率の続落を踏みとどまらせているのかも知れません。

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