「まれ」の時代設定、背景 ヒロイン津村希は何年生まれ?

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NHK連続テレビ小説「まれ」は、石川県輪島市と神奈川県横浜市を舞台とした架空の「現代劇」です。この記事では、「まれ」の物語の時代、主人公が生まれた年などをまとめます。

1994年、バブル崩壊直後からスタート

「まれ」の第一回放送は、1994年(平成6年)からスタートします。いわゆる「バブルの崩壊」は一般的に1991年(平成3年)近辺から始まり、1993年(平成5年)頃に本格的に顕在化したとされますので、主人公の津村一家が夜逃げ同然に能登へやってきたのも、ちょうどバブル崩壊直後の時期だと考えられます。(※二週目からは時代が7年進み、2001年(平成13年)になります。)

希は昭和58年生まれ 新卒就職時は2002年

ヒロインの津村希(松本来夢→土屋太鳳)は1983年(昭和58年)8月10日生まれで、物語開始時は小学校5年生、10歳です(※二週目では希は高校3年生になっています)。

希が18歳で輪島市役所に就職する年は2002年(平成14年)で、ちょうどワールドカップ日韓大会が開催された年です。希はその後、わずか8ヶ月で市役所を退職し、パティシエ修行のために2002年初冬に横浜へ旅立っています。

この当時、弟・一徹(葉山奨之)が購入したパソコン(デスクトップ)やインターネットの画面の古さからも、一昔前の物語であることがわかります。

この時代はFacebookといったSNSはもちろん、貧乏な津村家の面々は携帯電話も持っていません。そのため、希が公衆電話から電話をかける場面が何度か描かれています。

ちなみにあの「ポケベル」が全盛期を迎えたのは1996年頃のことで、その後PHSや携帯電話の急速な普及が始まります。2003年末には日本全国で8000万台の携帯電話が所有されており、この頃には「一人に一台」という時代に突入しています。希も物語がすすむと携帯電話を所有するようになるかも知れません。

※希は2015年(平成27年)現在、32歳前後の年齢ということになります。

「はざま世代」

1982年〜86年頃に生まれた人々は、ひとつ前の世代「就職氷河期世代」と後の世代「ゆとり世代」にはさまれ、「はざま世代」などと呼ばれます。

上の世代ではまだまだ「昭和的」な競争重視の教育、画一的なエリート主義が色濃く残っていましたが、下の世代においては急激に「個性」「ゆとり」の大切さが喧伝されました。希の属する世代は、その過渡期、移行期とも言える世代です。

この世代は、好景気の時代を子供心にかすかに感じながらもほとんど実感はせずに、思春期のはじめ頃に大不況に突入した世代でもあります。(※こうした世代論は印象論も含まれますので、あくまで参考程度にしておきます。)

ヒロイン・津村希は今後、「堅実な人生」と「夢を追う人生」との間で揺れ動きます。希が「堅実な人生」を指向するのには、仕事に対してギャンブル体質であるダメ父・徹(大泉洋)への反発とともに、バブルの崩壊という暗い世相を多感な時期に感じ続けたという理由があると思われます。

人口減、高齢化が進む輪島

もうひとつ、物語の舞台となる輪島市の時代背景に少しだけ触れておきます。石川県輪島市(合併した門前町含む)は国勢調査によれば、1970年に48,220人の人口を有していましたが1995年には37,133人に減少し、2010年には29.858人と、急激な人口減少が進んでいます。

年齢別の人口分布(2005年)でも、全国平均に比べて「20〜40代」の若年人口比率が少なく「60歳以上」の人口比率がかなり多いという顕著な傾向を示しており、特に若年層の都市部への人口流出が見てとれます。

物語の舞台となる架空の「外浦村(そとらむら)」もまた、高齢化、若年層流出、過疎化、行政合併といった日本各地で現在進行形で起こっている問題に直面します。

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