【まれ・7月20日】あ、あれ?能登半島地震は描かれないの?2007年5月にタイムワープ

スポンサードリンク

NHK連続テレビ小説「まれ」7月20日(月)放送回より。物語で描かれると思われていた「能登半島地震」が描かれず、話題となっています。

2007年5月にタイムワープ

7月20日放送の放送では、一子との対決騒動があった2006年から時が経ち、舞台は2007年5月に移りました。

この「タイムワープ」に対し、ネット上では驚きの声がチラホラと出ました。「まれ」の物語でも重要な出来事になると予想されていた、2007年3月25日発生の「能登半島地震」がストーリー上で描かれず、地震発生二ヶ月後の何気ない能登の日常(一子が帰郷し、家族と再会。仲間たちとも久々の談笑)が7月20日放送で描かれたためです。

2007年3月発生「能登半島地震」 輪島塗にも被害

「能登半島地震」の詳細については 「まれ」で震災は描かれる?2007年「能登半島地震」の被害と輪島塗への影響 の記事にまとめましたが、この地震によりマグニチュード6.9(震源は輪島市沖40kmの日本海)、最大震度6強(輪島市門前町)を観測。能登地方は多数の建物が倒壊し、ライフラインが寸断されるなど甚大な被害を受けました。

輪島市内でも被害は大きく、圭太(山﨑賢人)が携わる輪島塗の世界でも輪島塗の象徴ともいえる多数の土蔵(塗師蔵)が大きな被害を受け、修復を断念する人が続出。大きな話題となりました。

「震災」「戦争」は朝ドラの定番

時代物である「花子とアン」「ごちそうさん」「マッサン」などでも見られたように、関東大震災、第二次世界大戦など、物語の舞台、時代で発生した「震災」「戦争被害」の描写は、「朝ドラ」の定番となっています。

「あまちゃん」で描かれた「東日本大震災」

また、記憶に新しいところでは2013年放送の現代劇「あまちゃん」(岩手県三陸地方が舞台)が、放送二年前に発生した未曾有の大災害「東日本大震災」を描いています。

「あまちゃん」放送当時、日本列島の人々の心には震災の恐怖が鮮烈に残っていました。そのため「震災の様子を放送しないで欲しい」という要望が放送前のNHKに多数届いたそうですが、脚本家の宮藤官九郎は敢えて「目をそらさずにきちんと描く」という決断をしています。

その結果、「あまちゃん」での震災描写は「観光協会で愛用していた街の模型」が壊れるという間接的描写の形にとどめられました。また、震災時に鉄道トンネル内に閉じ込められたユイちゃん(橋本愛)が、トンネル脱出後にガレキの山となった故郷の風景に絶望しつつも、最終回ではトンネルの向こう側の「まだ見ぬ未来」に希望を見出す、という強いメッセージが込められた描写となりました。

震災描写を避けた?あとで触れる?

世界中から哀悼の意が届いた「東日本大震災」に比べれば、「能登半島地震」の被害は局所的。とはいえ、この時代(2007年)の能登を描く上で甚大な被害を出した「能登半島地震」の描写は避けて通れないと思われていただけに、7月20日放送回に対しては驚きの声が挙ったわけです。

脚本家が「能登半島地震」の存在を知らないはずはないので、NHKからの指示か脚本家本人の判断かはわかりませんが、震災は敢えて描かない、あるいは今後何かしらの折にふれて後日談として描写する、という決断をしたということでしょう。もちろん、朝ドラは震災を描かなければいけないという決まりなどありませんので、これをもって良い悪い、という話ではありませんが…。

関連記事
「まれ」の時代設定、背景 ヒロイン津村希は何年生まれ?
「あまちゃん」「ごちそうさん」「花子とアン」朝ドラで続く震災描写 それぞれの描き方は?
「花子とアン」関東大震災 登場人物安否・生死まとめ
「ごちそうさん」大阪編の時代背景 1923年(大正12)関東大震災、大大阪時代の幕開け

スポンサードリンク

スポンサードリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサードリンク

PAGE TOP ↑