【マッサン】濱田マリ演じるキャサリン登場 西洋大好き日本嫌い?

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NHK連続テレビ小説「マッサン」の第3週(10月13日〜18日)で新しく登場するのが、濱田マリが演じる「キャサリン」という女性です。

異国の地で奮闘するエリーにとって、当時としては先進的な考えを持つキャサリンの存在は大きなものとなっていきそうです。キャサリンにモデルとなっている人物がいるのかといったことなどを含め、キャサリンの人物像などをまとめます。

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目次

キャサリン=種子 西洋に憧れる日本人女性

キャサリンは、マッサン夫婦が新しく住む事になる家のご近所さん。キャサリンと名乗ってはいますがこれは洗礼名で、本名は「種子(たねこ)」。コテコテの日本人です。大阪の住吉にある聖アンドレ教会の牧師・チャーリーの妻であり、社交的な性格をしています。

マッサン夫妻と初対面時にも、大家でもないのに家に上がり込み引っ越し作業の指図を敢行したキャサリン。ベッドの配置について「ノースピロウ(北枕)」であることを指摘するなど、ズカズカとマッサン夫婦にお節介をしてきます。

このキャサリンという女性。西洋の考え方に共鳴をしており、少々日本の事がお嫌いな様子。今後、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)と親交を深めていく中で、スコットランド人でありながら日本人と結婚したエリーに対し「なんで日本人なんかと結婚したん?」と繰り返し聞いていくことになります。

キャサリンは女学校を出て教職に就き、夫となるイギリス人宣教師・チャーリーと出会っています。もともと大正時代の日本の男尊女卑的な社会に疑問を持っていたキャサリンは、西洋人として生まれたエリーがわざわざ日本人と結婚したことが不思議でしょうがないようです。

偉人なのに…「ミスター辛気くさい」と呼ばれるマッサン

キャサリンは、マッサン(玉山鉄二)の事を初対面でいきなり「ミスター辛気くさい」などと呼び、少々馬鹿にしている様子です。

フィクションとはいえ、男気があった竹鶴政孝をモデルとした人物に対して随分な扱いだなあ…とも思いますが、これも先々、エリーがマッサンと結婚してよかった!となる伏線ではないかと考えられます。

キャサリンにモデルは居る?

キャサリンという人物に実在のモデルが居るのかは定かではありませんが、えりーのモデルである竹鶴リタは英国伝道協会により設立された桃山中学の校長・ローリングの夫人と親しくしていました。

不況により摂津酒造(住吉酒造のモデル)を退職後、竹鶴政孝はこのローリング校長夫人を通して、化学教師という臨時の職を得ています。この頃、リタも帝塚山学院でピアノや英語の教師をしています。

ドラマ「マッサン」でも住吉酒造を退社後、マッサン夫婦は浪人生活を送ります。この時エリーは、ある姉妹の英語教師をして家計を支えることになるのですが、この姉妹とは聖アンドレ教会(牧師はキャサリンの夫)が縁で出会っています。そういう意味で、キャサリン夫妻はローリング校長夫妻をある程度参考にして創られたキャラクターかも知れませんね。

※朝ドラ「カーネーション」に続き「マッサン」でも存在感を見せた濱田マリ(兵庫県神戸市須磨区出身)。その後も俳優としてキャリアを重ね、ドラマ「戦う!書店ガール」「過保護のカホコ」「3人のパパ」「越路吹雪物語」「心の傷を癒すということ」など数々の作品に出演をしています。2021年には朝ドラ「カムカムエヴリバディ」に出演し、2代目ヒロイン・雉真るい(深津絵里)の大阪の母となる竹村和子役を見事に演じています。

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