【マッサン】「柴田商会」役で安田大サーカス団長、クロちゃんが登場

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3月13日(金)放送のNHK連続テレビ小説「マッサン」より。お笑いグループ「安田大サーカス」の団長安田とクロちゃんが出演していましたので、まとめておきます。

「安田大サーカス」の団長こと団長安田と、声が高いクロちゃんが演じたのは、戦後のどさくさに大阪で模造ウイスキーを販売している「柴田商会」の社長とその部下です。

柴田商会 模造品「しばたウヰスキー」

「柴田商会」は、「三級ウイスキー」である「しばたウヰスキー」を販売する大阪の会社です。

「三級ウイスキー」とは原酒の混和率が0〜5%のウイスキー。戦後当時、酒税法によりウイスキーは「一級」「二級」「三級」に分けられ、その中でも低級である「三級ウイスキー」は混乱が続く戦後の市場を席巻していました。

いかにも胡散臭い柴田社長が売り出している「しばたウヰスキー」も、ウイスキーの原酒は一切含まず、アルコールに着色料と香料を加えただけのイミテーション(模造ウイスキー)でした。

コテコテの恫喝で団長がマッサンに迫るも…

大阪から余市にやってきた柴田社長は、部下のクロちゃんを目の前でどやしつけるというコテコテの手法を駆使し、ほとんど恫喝に近い形でマッサンに対し原酒を売るように迫ります。まがいものの「しばたウヰスキー」に少しでも原酒を混ぜ込めば、他社が売り出している模造ウイスキーと差別化が図れると考えていたのです。

ウイスキーに対する敬意、愛情が全く感じられない柴田商会の態度を見て、俊夫(八嶋智人)は「うちにはうちのやりかたがありますけん!」と突っぱね、マッサンも「原酒屋になりさがるつもりはない」として、この申し出を断ります。

三級ウイスキーを拒んだニッカウヰスキー

「ドウカウヰスキー」のモデルである「ニッカウヰスキー」もまた、終戦後に三級ウイスキーの存在に悩まされます。他社が市場ニーズに応え、相次いで低質な「三級ウイスキー」を販売することで売り上げを競いますが、社長・竹鶴政孝は断固として「三級ウイスキー」の販売に手を付けませんでした。

3月13日放送の「マッサン」でも描かれましたが、イミテーション製造に手を出すということは、再びイミテーション・ウイスキーの時代への逆戻りを許すことを意味します。戦前、戦中にかけて必死の思いで良質な原酒を蓄え続けてきたマッサンにとって、そのような選択肢はあり得なかったのです。

「安田大サーカス」(何故かもう一人のメンバー、太った「Hiro」は出演せず)が演じた「柴田商会」は、戦後のどさくさに跋扈した胡散臭い商人の典型と言えます。皆が生きることで精一杯だった当時、「柴田商会」のような「生命力溢れる」商売人が金を稼ぐ反面、マッサンのような愚直な職人は辛い時代を迎えます。マッサンの「品質へのこだわり」が、再びドウカウヰスキーの経営難を招くことになりそうです。

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