台湾映画『台北の朝、僕は恋をする』ヴィム・ヴェンダースが製作総指揮の美しい映像

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2011年に日本で公開された少し古い映画になるのですが、台湾映画『台北の朝、僕は恋をする』をご紹介します。この映画、台北のどこか懐かしい街並が鮮やかに切り取られており、台湾好きの方にはおススメです。

台湾の宮﨑あおいとオードリー若林が魅惑の台北を駆ける!

実はこの『台北の朝、僕は恋をする』ですが、正直、ストーリーは大したことないというか、ドタバタとしてそれほど面白いとは思いませんでした(好きな方、ごめんなさい)。しかし、台北の街や水餃子の映像がやたら美しい事と、主演のアンバー・クォ(宮﨑あおい似)とジャック・ヤオ(オードリー若林似)のコンビがとにかく可愛らしかったこともあり、とても好きな映画です。

恋人がパリに行ってしまいウジウジする台湾人青年

大まかなあらすじは以下のような感じ。

台北に暮らすカイ君(ジャック・ヤオ)は恋人がパリに留学してしまったため、女々しく書店に通いフランス語の本を読む日々を過ごしています。恋人と連絡がとれず落ち込み、枕を濡らすカイ。そんなカイのことが気になって仕方がない、書店員の可愛い女子・スージー(アンバー・クォ)。

どうしてもパリに行きたいカイ君は、仕方なく地元の悪そうなボスからお金を借りる事にします。借金の条件は、謎の小包をパリまで運ぶこと。いかにも怪しい小包を手にした事から、カイとスージーはチンピラたちの大騒動に巻き込まれー。

…以上があらすじ。

美しい映像は台北の「プロモーションビデオ」

カイとスージーが謎の追っ手から逃げる為に、台北の夜の街を逃げ回るシーンが続くのですが、この一連のシーンがとても楽しいです。台北地下鉄からフォトジェニックな夜市や路地裏、そして気怠い深夜のファミリーマートの店内まで、現代の台北の街並が色鮮やか且つどこか懐かしい風合いで切り取られ、幻想的な異国の旅を疑似体験できます。

巨匠ヴィム・ヴェンダースが製作総指揮

『ベルリン天使の詩』『パリ、テキサス』『ブエナビスタ・ソシアルクラブ』などで熱狂的な人気を誇る巨匠・ヴィム・ヴェンダースが製作総指揮(残念ながら監督ではありません!)、エドワード・ヤンの弟子だという新鋭アーヴィン・チェンが監督を務めたこの作品は、「第60回ベルリン国際映画祭」で最優秀アジア映画賞を受賞しています。

台湾人の喋り方ってちょっと日本人に似てる…

というわけで、現在はDVDにて見る事が出来るので台湾の雰囲気が好きな人には『台北の朝、僕は恋をする』はおススメの一本です。台湾の人って、中国本土よりも物腰が柔らかく日本人的なふにゃふにゃした話し方をするので、セリフも心地よいですよ。

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