「天皇の料理番」オープニングテーマ「威風堂々」エンディングテーマ「夢見る人」(さだまさし)

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TBS系ドラマ「天皇の料理番」で流れる「オープニングテーマ」「エンディングテーマ」についてまとめます。

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目次

「オープニングテーマ」は「威風堂々」(エドワード・エルガー)

まずは、ポップなアニメーションとともに流れる「オープニングテーマ」。聞き慣れたクラシック音楽ですが、意外にパッと曲名が出て来ないかも知れません。

この曲はイギリスの作曲家・エドワード・エルガーによりつくられた行進曲「威風堂々」の第1番です。第1番から第4番は1901年〜1907年の間に作曲されています。

この「威風堂々」という曲名は原題である「Pomp and Circumstance」を意訳したものです。「Pomp」は華やかさ、華麗、壮観といった意味、「Circumstance」は儀式ばること、仰々しさといった意味を持ちます。

なお、日本ではこの「第1番」のお馴染みの旋律が「威風堂々」と呼ばれていますが、本国イギリスではこの旋律は「希望と栄光の国」という輝かしい呼び名で呼ばれており、「イギリス第二の国家」と言われるほどに愛されている旋律です。

「エンディングテーマ」はさだまさし「夢見る人」

続いて。「のくぞう」こと秋山篤蔵のハチャメチャな騒動の顛末が終わると、ゆるやかに流れる「エンディングテーマ」について。情緒的なメロディと歌詞は、この物語が古き時代の偉大な男の「奮闘記」であることを思い出させてくれます。

この「エンディングテーマ」は、歌手・さだまさしの「夢見る人」。「天皇の料理番」のために書き下ろされた曲です。さだまさしが連続主題歌のドラマを書き下ろすのは1998年の「ドラマシリーズ・家族 魚心あれば嫁心」(テレビ東京)以来、実に17年ぶりになります。

「夢見る人」の歌詞に込められたものとは?

「夢見る人」の歌詞は、「夢」と引き換えに失ってはいけない「人としての誇り」について歌われています。また、黒木華が演じる妻・俊子の存在がさだまさしにインスピレーションを与えたのでしょう、この歌詞には「夢を追う人を支える人」を応援する気持ちが込められています。

周囲を顧みずに世界一の料理人になるという「夢」を持つ秋山篤蔵にとって、妻・俊子はかけがえのない存在になっていきます。「夢見る人」は、夢の当事者である秋山篤蔵の人生を歌うとともに、その篤蔵を支えるという「夢」を持つ俊子のことを歌った曲でもあるのです。

※2015年5月10日現在、「夢見る人」の音源は発売されていないようです。「天皇の料理番・オリジナルサウンドトラック」が6月10日に発売予定ですが、「夢見る人」が収録されるかどうかは不明です。
※さだまさしは「ユーキャン」というレーベルに所属しています。

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