【とと姉ちゃん】新企画「商品試験」とは あなたの暮しの名物特集に

スポンサードリンク

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」第20週(8月15日~)より。この週から登場し、やがて雑誌「あなたの暮し」の名物特集企画になっていく「商品試験」についてまとめます。

なお、この「商品試験」は雑誌「暮しの手帖」の名物企画だった「商品テスト」がモデルになっています。次の記事【とと姉ちゃん】暮しの手帖「商品テスト」とは 「商品試験」のモチーフでは、暮しの手帖の「商品テスト」についてまとめます。

名物企画「商品試験特集」の誕生

「あなたの暮し出版」の創立から9年余りが経った昭和30年。全国の各家庭には家電が急速に普及し、世は高度経済成長の時代に突入していました。こうした世の流れを背景に生まれたのが、「あなたの暮し」の新企画である「商品試験」特集でした。 

ある日、編集部で新しく使い始めたミシンの不具合によりスタッフが大ケガしそうになる事故が発生すると、常子は世に出回る様々な製品を徹底的に試験、比較し、読者にわかりやすくレポートするという新企画をひらめきます。 

作れば売れる好景気の中で粗悪な製品も多数流通しており、消費者が良い物を選択するための客観的な情報が必要とされていたのです。

比較試験がスタート

まず編集部が手始めに取りかかったのが、「せっけん」の比較試験でした。厳しく平等に揃えられた条件のもと、各社せっけんの汚れの落ち具合、肌荒れ、香り、泡立ちなど、6項目を徹底的に試験。編集部内での徹底検証のほか、「肌荒れ」のように定量的な試験結果が必要だと思われる項目に関しては外部の検査機関に分析を依頼するなど、万全を期して企画は進行されました。

この「商品試験」こそが後年、「あなたの暮し」の代名詞的名物企画へと成長していくのですが、そこに辿り着くまでには、超えなければならない以下のような「壁」が存在しました。

困難①業者と検査機関のしがらみ

せっけんの分析を調査機関に依頼したまではよかったものの、いざ大手メーカーの商品評価が低いという結果が出ると、機関側はあなたの暮し側に対し「メーカー名を誌上で公表するならば、試験結果を取り下げる」と圧力をかけてきます。

検査機関と大手メーカーは古くからの付き合いがあり、機関側は得意先に不利益を与えるような結果を手渡すわけにはいかないと考えているのでした。

困難②試験に必要な莫大な費用と人手

これまでどの雑誌もやったことがない徹底的で詳細な試験を継続して行なうには、莫大な費用と人手が必要となります。スタッフの増員とともに、試験をするための場所や試験道具も確保する必要があり、本当にこの企画のためにそこまでの投資をして良いのか…。常子は、経営者としての決断を迫られます。

困難③メーカーからの嫌がらせ

公正な試験結果を雑誌に掲載するということは当然、それにより不利益を被るメーカーも出てきます。

古田新太が演じる赤羽根社長が率いる家電メーカー「アカバネ電器製造」は、自社製品に低い評価を下されたことに怒り、あなたの暮し出版に対し執拗な嫌がらせを行なうようになります。

理想の出版に邁進

世を変えるような新しい挑戦には、常に困難が付き物。「あなたの暮し出版」は、自分たちの信じる「理想の出版の在り方」を実現するために奮闘していくことになります。

次の記事【とと姉ちゃん】暮しの手帖「商品テスト」とは 「商品試験」のモチーフでは、あなたの暮しの「商品試験」のモチーフとなっている暮しの手帖の「商品テスト」についてまとめます。

関連記事
【とと姉ちゃん】電気釜は高級品? 当時の物価、初任給まとめ
【とと姉ちゃん】古田新太演じる赤羽根憲宗 太巻の再来?悪役ぶりに注目

スポンサードリンク

スポンサードリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサードリンク

PAGE TOP ↑