【やすらぎの郷】「姫」こと九条摂子は戦前の大スター 演じるのは八千草薫

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テレビ朝日系昼のシルバー向けドラマ「やすらぎの郷」に登場する「姫」こと九条摂子(くじょう・せつこ)の人物像についてまとめます。

九条摂子を演じているのは女優の八千草薫です。

八千草薫の当て書き?九条摂子

宝塚出身のスター女優であり、「お嫁さんにしたい有名人」調査でもたびたび首位に輝くなど、当時から好感度が抜群に高かった八千草薫。映画「宮本武蔵」、テレビドラマ「阿修羅のごとく」「岸辺のアルバム」など多数の映像作品にも出演し、国民的な人気を誇ってきた大女優です。

「やすらぎの郷」で八千草薫が演じている大スター・九条摂子は、86歳になってもなお可愛らしさ、可憐さを失わない八千草薫本人を彷彿とさせるキャラクター設定になっています。

▼東京郊外の一見すると幸せそうな家族4人が抱える、それぞれの秘密。脚本家・山田太一の代表作で、テレビドラマ史に残る不朽の名作。

いつまでも可愛らしい「姫」

九条摂子は戦前に16歳で銀幕デビューすると、「満開の桜」「山の乙女」などの映画で国民的スターの座に躍り出ました。90歳を超えた現在でも美しく、乙女のような清純さ、気品を持ち続けており、そのマドンナ的存在感やのんびりとした可愛らしさから「姫」という愛称で親しまれています。

九条摂子は、同じく銀幕を彩った往年のスター仲間である栗山たかこ、大村柳次郎(おおむら・りゅうじろう)らとともに「やすらぎの郷」の初期メンバーとして同施設に入居しています。現在は施設内でも最上級グレードの部屋である「ビラ」に在住し、優雅な老後生活を送っています。

横山大観のスケッチ

清純派女優として国民の期待に長年応え続けてきた九条摂子ですが、亡くなった大村柳次郎の遺品である横山大観のスケッチを大村の遺族から譲り受けることになると、その清らかな心が揺れ動くことになります。

大変な価値を持つことを知らずに譲渡してきた遺族に対して本当のことを言うべきか、あるいはかつて大村に「おいど(お尻)」を触らせてあげたお礼として黙って受け取ってしまうべきか…。白川冴子(浅丘ルリ子)や水谷マヤ(加賀まりこ)らの「そそのかし」を受けて、清純派・九条摂子の心の中に眠っていた「欲」が顔を出しますが…。

九条摂子の結婚相手、かつての恋人は

第2週放送分によれば、九条摂子は全盛期に10歳年下の売れない画家と電撃結婚をしたものの、二年で死別(薬物の過剰摂取が原因か)しています。

また、戦前には自身が出演した映画(「満開の桜」「山の乙女」など)の監督だった「ちさかこうじ」と恋人同士だったのではないかとのウワサがあり、その「ちさかこうじ」が第二次世界大戦で戦死して以降はテレビドラマには出演するものの、二度と映画には出演しなかったという逸話も残っています。

※八千草薫は、1957年に19歳ほど年上の映画監督・谷口千吉と結婚しています。谷口にとっては三度目の結婚でしたが、2007年に谷口が亡くなり死別するまでの50年の間、二人はおしどり夫婦として知られました。

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