NHK「半径5メートル」おでんおじさん モデル(元ネタ)はSNSのポテサラ論争か

NHKドラマ10「半径5メートル」では、女性週刊誌の編集者である主人公らが、どこかで聞いたことがあるような身近な「生きづらさ」を取材し、新しい視点で記事に仕立て上げていきます。

第1話で登場する「おでんおじさん」ネタも、少し前に実際にツイッター上で話題となった「ポテサラ論争」がモチーフになっているのではないかと推測されます。

おでんおじさん「おでんぐらい自分で作れ」

芸能ゴシップを追いかける花型部署「一折班」で大失敗をし、身の回りの半径5メートルの話題を掘り下げる地味な部署「二折班」に飛ばされてしまった「女性ライフ」編集者の前田風未香(芳根京子)。

二折班で名物ベテラン記者・宝子(永作博美)とコンビを組んだ風未香は、さっそく「女性の生き辛さ」に関するネタに取り組んでいきます。

二人が取り上げるネタは、SNS上で大きな議論を呼んだ「おでんおじさん」。レトルトおでんを買おうとした主婦「アゲハさん」が見知らぬ中年男性から「おでんぐらい自分で作れ!」と怒られたという話題です。

血気盛んな風未香は、SNS上の文脈を踏まえて女性たちの怒りの声を集めようと躍起になりますが、なぜか相棒の宝子はコンニャク作りを開始。宝子はいわゆるジェンダー論にはくみせず、風未香が考えもしなかった斬新な視点からこのネタの核心を読み解いていくことになります。

モデルは「ポテサラ論争」か

主演の芳根京子は、劇中で扱われる様々な話題に対し「実際に聞いたことのあるような出来事が色々と出てくるので私自身とても興味深いです。クスッと笑いながらズシッと感じてもらえたら嬉しいです。」と語っています。

第1話で登場する「おでんおじさん」の論争も、少し前にツイッター上で大きな話題となった「ポテサラ論争」がモチーフになっているのではないかと予想します。※NHK的に、ネット上での議論が荒れた「ポテサラ」はあえて避けたのではないかと思います。

「たかが」小皿の一品であるポテトサラダを作るのに、どれだけの手間と労力と時間がかかるのか、日常的に料理をしている人であればすぐにわかることでしょう。

とはいえ、そもそも料理も家事もしない一定の人々(ここでは「高齢男性」がアイコンとなっていますが、もちろん高齢男性でもきちんと大変さを理解している人はいると思います)にしてみれば、ポテトサラダなんて席に座っていればポンと出てくるものであり、一瞬で食べ終わってしまう副菜に過ぎません。

ドラマ10「半径5メートル」では、SNS上で主流だった「ジェンダー論」「日本のオジサン論」を踏まえた上で、少し違った視点で「おでんおじさん(≒ポテサラ論争)」ネタに切り込んでいくようです。

NHKドラマ10の枠は一週間の終わりの金曜夜のお楽しみであり、特に大人の女性が多く楽しむ時間枠でもあります。名脚本家・橋部敦子氏と、チーフ演出を担当する映画監督・三島有紀子氏(モントリオール世界映画祭など国内外で受賞歴あり)の手腕が期待されます。

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