【あさが来た】宜の母・田村フナ 演じるのは高橋由美子
NHK連続テレビ小説「あさが来た」に登場する田村宜(吉岡里帆)の母・田村フナ(高橋由美子)という人物についてまとめます。
あわせて、演じる女優・高橋由美子の経歴等についてまとめます。
実家に帰りたくない宜
2月15日(月)放送回では、寄宿舎の同室である千代(小芝風花)との会話の中で、初めて宜の母親の存在がほのめかされました。
それによれば、宜は母親から卒業後の進路についてチクチク言われるので、実家に帰るのが嫌だとのこと。どうやら宜にとって母は少々厄介な存在のようです。
早くお嫁に…母の願い
フナは、勉強にのめり込む宜の気持ちがさっぱり理解出来ず、女学校を辞めさせてでも早くお嫁に行って欲しいと願っています。先進的な考えを持つ娘とは対照的に、フナは昔ながらの「女の幸せ」を信じている女性。娘の幸せを願う優しさがあるからこそ、娘が目指す生き方を理解出来ずにいたのです。
今後、あさに憧れる宜は「新しい女性の生き方」を実践していくことになります。その過程の中で母・フナとの衝突、意見の食い違いが発生するものと思われます。
フナがドラマに登場するのは、3月2日頃の予定です。
90年代トップアイドル・高橋由美子
田村フナ役を演じるのは、かつて「20世紀最後の正統派アイドル」などと謳われた、女優の高橋由美子です。
高橋由美子は1974年、埼玉県生まれで現在42歳。1989年に芸能界にデビューすると、歌手、グラビアアイドルなどとして活躍。80年代・アイドル黄金期後の不遇の時代に、トップアイドルとして君臨しました。
「南くんの恋人」後は不遇の時代も
1994年にはドラマ「南くんの恋人」(内田春菊原作、テレビ朝日)で、突然身長16cmになってしまった女子高生・ちよみを演じて大きな話題となりました。高橋由美子が歌った同ドラマの主題歌「友達でいいから」は40万枚を売り上げる大ヒットを記録しています。
90年代といえば、ZARDや大黒摩季、SPEEDといった「アーティスト路線」の女性歌手が人気を博し、従来型のアイドル歌手にとっては「冬の時代」。
高橋由美子も「南くんの恋人」以降は大きなヒット作に恵まれず苦しい時期を過ごしていますが、90年代後半以降、「ショムニ」シリーズ(フジテレビ)や「火曜サスペンス劇場」(日本テレビ)をはじめとした各種サスペンス物、それに多数の舞台作品への出演などを経て、次第に個性派女優として地位を確立するに至っています。
これまでNHK大河ドラマ(「毛利元就」「篤姫」「花燃ゆ」)への出演経験はありますが、朝ドラへの出演は(意外にも)初めてのようです。
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