NHK連続テレビ小説「あさが来た」第7週に登場する炭坑夫・伊作(中山義紘)についてまとめます。伊作を演じる中山義紘は、朝ドラ「ごちそうさん」で「諸岡さん」を演じたあの人です。
荒くれ者の炭坑夫・伊作
第7週は、加野屋が買収した九州の「蔵野炭坑」でのエピソードを中心に物語は進みます。あさ(波瑠)は、「女だから」という理由で採掘をボイコットする炭坑夫たちとぶつかり合います。
男尊女卑そのままに、あさを罵倒する炭坑夫たち。その中の中心的な人物が、中山義紘演じる炭坑夫・伊作です。
ピストル暴発のキッカケをつくる
伊作は納屋頭・福太郎(北原雅樹=元グレートチキンパワーズ)の横で一緒になってあさを罵ります。
ひるまず反論するあさに激高した伊作はあさに飛びかかり、胸ぐらを掴んで押し倒そうとします。その際に、あさが懐に忍ばせていたピストルが暴発。事態は急展開を迎えることになります。
中山義紘「ごちそうさん」の諸岡さん
熱心に朝ドラを見ているファンの方なら、気が付いた方も多いことでしょう。目をぎらつかせ、九州男児らしい威勢の良さを見せていた伊作を演じていたのは、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」(2014年)で、ふ久(松浦雅)の結婚相手である「諸岡さん」こと諸岡弘士を演じていた俳優・中山義紘(なかやまよしひろ)です。
戦地に赴くにあたり、ふ久との結婚を決意した諸岡さん。切なくも美しい諸岡さんとふ久との結婚エピソードは「ごちそうさん」の名場面(ふ久が突如諸岡さんの複製をつくりたい!などと言い出す「迷場面」というウワサも…)のひとつであり、中山義紘もこの役柄で広く知られるところとなりました。
「劇団Patch」所属、映画出演も
中山義紘は「劇団Patch」(ワタナベエンターテインメントに所属する若手男性俳優集団)に所属する25歳の若手俳優です。大阪芸術大学を卒業しており、特技はジャズダンス、柔軟、即興コントとなかなかの芸達者。2014年には映画「恋するミナミ」「ラブラブROUTE21(主演)」「炎〜HOMURA〜」に立て続けに出演するなど活動の幅を広げています。
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