【あさが来た10月03日】あさとはつ、嫁ぎ先は逆だった!母・梨江から語られた「びっくりぽん」な事実
10月3日(土)放送のNHK連続テレビ小説「あさが来た」第6回より。この日、母・梨江(寺島しのぶ)の口からはつ(森殿愛生)とあさ(鈴木梨央)の嫁ぎ先が本当は逆だった、という事実があさに語られました。
「勝手に決められた結婚」にあさは不満
親同士の取り決めにより、姉・はつは「眉山家(山王寺屋)」へ、妹・あさは「白岡家(加野屋)」へ嫁ぐことが決まっている仲良し姉妹。しかし、あさが嫁入りすることに対して「親の決まりで物みたいにもらわれてく」と発言したことから、梨江は今まで隠していた事実をあさだけに語り始めます。
あさは山王寺屋 嫁入り先は逆だった…
それによれば、もともとはつとあさの嫁入り先は逆で、先に生まれたはつは加野屋に、二人目のあさは山王寺屋に嫁がせる取り決めがなされていたとのこと。
ところが。7歳の時にあさが木から飛ぼうとして転落した騒ぎなどを聞きつけた山王寺屋の栄達(辰巳琢郎)は、大事な跡取り息子の嫁にはあさではなくはつが良い、と言いだします。
新次郎「あさちゃん好きや」
父・忠興(升毅)は「冗談やおまへん」「あさかてうちの大事な娘や!そんなことは道理がたたへん」としてこれを突っぱねますが、埒があかないと感じた山王寺屋は加野屋に出向き、「加野屋さんのところ、分家さんだすわな。分家さんならよろしわ。けどうちは長男、跡取りだっせ」と当主・正吉(近藤正臣)を説得。(※新次郎は分家の養子に出されている)
これには正吉も困惑しますが、それを聞いていた新次郎(玉木宏)は「ええで」「わし、赤ん坊の頃から何度もあさちゃん見てるけど、あさちゃん好きや」「好きやで、仲ようやれる思うわ」とあっさり承諾。かくして、はつは山王寺屋に、あさは加野屋に嫁ぐことが決まったという経緯があったのです。
あさの初恋?
これを聞いたあさは、何とも不思議な気持ちになります。
その気持ちのひとつは、御家のためと厳しいことばかりを言っていた父が、自分のことをきちんと大切な娘だと考えていてくれたことに対する、温かい気持ち。
そしてもうひとつは、新次郎が幼い頃から自分のことを見ていてくれたことに対する、えも言われぬくすぐったい気持ち。あさは初めて「人から想われる」ことを体験し、思わず池に映った自分の顔を眺めながら髪を整えます。あさにとって初めて、自分が女であることを意識した瞬間なのかも知れません。
「あんまりびっくりぽんで言葉もでえへん」
あさにとって驚きのこの事実ですが、「はつには一生内緒やで」との母との約束により、はつに語られことなく、二人は成長していきます。
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