NHKよるドラ「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」に登場する「七万煎餅」の奥さん・持田ひろみについてまとめます。
持田ひろみを演じているのは、NHK朝ドラの常連女優として知られる女優の楠見薫(くすみ・かおる)です。
阿佐ヶ谷北口商店街「七万煎餅」の奥さん
「七万煎餅」は、阿佐ヶ谷北口商店街にある昔ながらのお煎餅屋さん。阿佐ヶ谷姉妹(木村多江、安藤玉恵)とはご近所同士で、店を営む奥さん・持田ひろみ(楠見薫)とは長年の付き合いになります。
持田ひろみは、阿佐ヶ谷のご近所のおばさんメンバーの一人。他のご近所さん同様、阿佐ヶ谷姉妹のことを温かく見守り、いつも応援してくれる有り難い存在です。
※「七万煎餅」は劇中の架空の店舗ですが、阿佐ヶ谷に実在する「八幡煎餅」がモデルになっていると考えられます。ドラマの撮影は、愛知県名古屋市中区大須にある煎餅屋「朝日軒 観音店」で行われています。
・よるドラ「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」煎餅屋・七万煎餅のモデルは?
▼「八幡煎餅」との関係性の詳細は、ドラマの原作エッセイ「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」に詳しく書かれています。江里子さん、美穂さんの人柄そのままの温かい文章は、読んでいるだけで幸せな気持ちになります。アマゾンのキンドル版(電子書籍)で購入すればわずか400円。また、200万冊以上が読み放題となる Kindle Unlimited(30日間無料期間あり)対象作品でもあります。
女優・楠見薫
▼楠見薫が所属する事務所「リコモーション」のプロフィールページ(画像クリックで同社ホームページに飛べます)。
楠見薫は、和歌山県出身の54歳の女優。1989年から2001年までの間、劇団「遊気舎」の看板女優として活躍し、テレビドラマ、映画にも脇役として多数出演をしています。
特に近年は、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)へのたび重なる出演で脚光を浴びています。
楠見薫の初めての朝ドラ出演は、1996年の「ふたりっ子」。続いて「芋たこなんきん」(2006年)、「ウェルかめ」(2009年)と出演し、次第に朝ドラで重用されていきます。
楠見薫が強烈な存在感を見せ、朝ドラファンの心を鷲掴みしたのは、「ごちそうさん」「あさが来た」の二作品でしょう。
以下、「ごちそうさん」以降の作品で楠見薫が演じた個性豊かな役柄をまとめておきます。女中役が得意で、毎回七変化の顔芸を見せてくれるなど、今や朝ドラに欠かせない名優となっています。
エラい光栄なこって。今からもう緊張だす! https://t.co/rsEQvI2aJl
— 楠見 薫 (@kusumic) February 2, 2021
「ごちそうさん」(2013年〜)…諸岡キヨ役
ヒロインの娘・ふ久が恋する野球部のピッチャー・諸岡弘士(諸岡さん)の母親役。出征する弘士とふ久の結婚が決まると、涙を流して喜んだ。
「マッサン」(2014年〜)…斉藤先生役
主人公夫妻の娘(養女)・エマの小学校の担任の先生として出演。
「あさが来た」(2015年〜)…女中・かの役
ヒロイン・あさが嫁いだ加野屋の女中頭・かの役。気難しい顔(顔芸?)を見せながら同意する「ほんに、ほんに〜」が口癖。
・【あさが来た】女中頭・かのを演じる女優・楠見薫 「ごちそうさん」「マッサン」にもあの役で出演
「わろてんか」(2017年〜)…女中頭・スミ役
ヒロイン・てんが嫁いだ船場の商家北村屋の女中頭スミ役。京都から嫁いできた嫁のてんを「どすどすいう京言葉、やめてくれへんか。ここ大阪やで」などといびり、洗濯仕事を大量に押し付ける。
・【わろてんか】北村屋女中頭・スミ 演じる楠見薫は「あさが来た」女中・かの役でお馴染み
「スカーレット」(2019年〜)…日高れい子役
「スカーレット」では、息子が白血病になったことをキッカケにヒロインが知り合うことになる患者の会代表・日高れい子役で出演。
・【スカーレット】患者の会代表・日高れい子 女優・楠見薫は「あさが来た」「ごちそうさん」にも出演
「おちょやん」(2020年〜)…女中頭・かめ役
ヒロイン・千代が奉公に出た道頓堀の芝居茶屋で女中頭として働くかめ役。当初は千代のことを厳しく指導するが、次第に優しくおっちょこちょいな人柄が露呈していく。休憩室にある「かめ壺」にお菓子を隠し持ち、勤務中にぽりぽりとつまみ食い。
・【おちょやん】楠見薫が女中頭・かめ役で出演 大阪朝ドラ常連女優
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