【べっぴんさん】すみれの写真ケースのエピソードは実話がもとに

スポンサードリンク

NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」第3週放送(10月17日~22日)より。

戦後、紀夫が帰らず生活に困り果てたすみれですが、自作の「写真ケース」がすみれの運命を変えていきます。

生活苦に陥るすみれ

戦火で家を失い、お屋敷の敷地の片隅にバラックを建てて暮らすことになったすみれとさくら。紀夫が戦地から帰らず、国策である銀行口座の凍結や新紙幣への切り替えの影響もあり、すみれは生活費の工面に苦しみます。

幼子を抱え、先行きが見えない生活を続けるすみれでしたが、予想もしなかった形で「未来への扉」が開くことになります。

久しぶりに麻田を訪ねる

ある日、すみれはかつて世話になった「あさや」の靴職人・麻田茂男(市村正親)を久しぶりに訪ねます。手元に残っていた靴をあさやで売ってもらえないか相談するためでした。

しかし、麻田の答えは「No」。すみれが持ち込んだその靴は、麻田がすみれのために丹精込めて作ったものであり、それを他人に売ることだけは勘弁して欲しいと麻田に謝られてしまうのでした。

すみれは娘・さくらのためにもどうしてもお金が必要なのだと言って、写真ケースに入れたさくらの写真を麻田に見せます。このすみれの何気ない行動が、意外な展開を生み出します。

「写真ケース」が麻田の目に留まる

灰色のフェルト地に、小さな可愛らしい花が刺繍されたすみれお手製の写真ケース。その可愛らしい写真ケースの出来映えを見た麻田は、長年の職人の勘がそうさせたのか、こういった類いの手芸品をここ(あさや)で売ってみてはどうかと提案します。

思わぬ提案に興奮を隠せないすみれは、さっそく手元に残っていた洋服やセーターの糸をほどき、自作の手芸品を作り始めます。もちろん素人商売のため、すぐにこれが成功につながるわけではありませんが、この麻田の一言が、後の会社「キアリス」へと繋がる記念すべき第一歩となるのです。

大恩人「モトヤ靴店」元田蓮

一連の「写真ケース」のエピソードは、実話がもとになっています。

すみれのモデル人物・坂野惇子は戦後、生活に困ると実家・佐々木家に出入りしていた「モトヤ靴店」の靴職人・元田蓮を訪ねています。

惇子は、未使用のハイヒールを誰かに売れないかと元田に相談を持ちかけます。しかしそのハイヒールは、元田が惇子のために丹精込めて作ったものでした。そのことに気がついた元田は、「これを売るのだけは、どうかやめていただけませんか」と惇子に懇願しています。

その時、惇子は娘の成長を元田に報告するために、何気なくハンドバッグから自作の写真ケースに入れられた写真を取り出します。

小さな花の刺繍が施され、美しく仕上がっていたその写真ケースに、職人・元田の目が留まります。さらに惇子が持っていた手提げ袋もアップリケが施されたお手製のもので、元田はそれらの出来映えに感心。それらの品々をモトヤ靴店のショーケースで売ってみてはどうかと提案しています。

これをきっかけに産声をあげた「ベビーショップ・モトヤ」はその後も元田の手助けを受けて成長を続け、現在も続く企業「ファミリア」になっていくのです。

関連記事
【べっぴんさん】「あさや」(靴職人)麻田茂男 モデルは神戸の「モトヤ靴店」店主・元田蓮
【べっぴんさん】「あさや」がある港町商店街 モデル「モトヤ靴店」は三宮センター街にあった

スポンサードリンク

スポンサードリンク

スポンサードリンク


PAGE TOP ↑