NHKドラマ10「群青領域」青木荘の家主・青木たえ ベテラン女優・樫山文枝が演じる

NHKドラマ10「群青領域」に登場する、海辺の下宿「青木荘」の家主・青木たえの人物像などについてまとめます。

青木たえを演じているのは、ベテラン女優の樫山文枝(かしやま・ふみえ)です。

事情を抱えた人が集う 海辺の下宿「青木荘」

仲間の裏切りにより絶望を抱えたまま海辺の町にやってきた主人公・ジュニ(シム・ウンギョン)は、そこで小木曽蓮(若葉竜也)という青年と出会うと、彼が住む不思議な下宿「青木荘」に連れてこられます。

「青木荘」は、絵本作家だった夫を40年前に亡くした家主・青木たえ(樫山文枝)が長年営んでいる海辺の下宿です。たえはこれまで様々な事情を抱えた人を「青木荘」に迎え入れており、いずれの人も一定の時をここで過ごした後に、また別の場所へと巣立っています。

現在の住人である青年・蓮も、5年前にたえに救われた経験を持つ一人です。絶望を顔に浮かべて海辺をさまよっていたジュニでしたが、たえや蓮、それに海辺の町の人々と触れ合ううちに狭い価値観を脱し、新しい扉を開き始めます。

たえは、家庭菜園や庭木の手入れ、それに自慢のぬか床づくりなど日々の仕事に精を出し、生の意味を問いただすキッカケを与えていきます。穏やかで温かいたえの存在は、ドラマを見ている視聴者にとっても癒やしとなっていきそうです。

ベテラン女優・樫山文枝

青木たえ役を演じているのは、東京府北多摩郡武蔵野町、現在の武蔵野市吉祥寺付近出身のベテラン女優・樫山文枝(かしやま・ふみえ)です。今年で80歳になられたとのことですが、まだまだお元気です。

上品な立ちふるまいが美しい樫山文枝ですが、それもそのはず。大手アパレルメーカーのオンワード樫山(現在のオンワードホールディングス)創業者である樫山純三を伯父に持ち、ドイツ哲学者・ヘーゲルの研究などで知られる元早稲田大学教授(同大野球部監督も経験)・樫山欽四郎を父に持つというインテリ家系の生まれです。また、夫は2018年に亡くなった名俳優・綿引勝彦です。

俳優座養成所、劇団民藝俳優教室を経て、現在も劇団民藝に所属する樫山文枝。1966年のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おはなはん」でヒロイン・浅尾はなを演じると、その明るいキャラクターと茶目っ気のある存在感により大人気となり、作品自体も平均視聴率が45.8%(!)を記録する国民的第ヒットドラマとなっています。

その後もNHK朝ドラ「はっさい先生」(1987年・ナレーション)、「さくら」(2002年・桂木諌子役)、NHK大河ドラマ「天と地と」(1969年・乃美役)、「国盗り物語」(1973年・千代役)や、TBSドラマ「放浪記」(1974年)で主役の林ふみ子役を演じるなど多方面で活躍。「3年B組金八先生シリーズ」では養護教諭・三上良子役を演じたことでも知られます。

▼映画「男はつらいよ 葛飾立志篇」では、樫山文枝がマドンナ役で出演。

スポンサーリンク


PAGE TOP ↑