【ミス・ジコチョー】「失敗学」とは?畑村洋太郎氏が提唱する実在の学問

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NHKドラマ10「ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~」で主人公が提唱する学問「失敗学」についてまとめます。

この「失敗学」は実在する学問ですので、その提唱者を含めて内容・概要などをまとめます。

「失敗学」を提唱する主人公・天ノ真奈子

ドラマ「ミス・ジコチョー」は、天才工学者・天ノ真奈子(松雪泰子)が主人公。真奈子は「失敗学」という風変わりな学問を提唱しており、その研究調査を兼ねて様々な失敗例を追い求めています。

こうした真奈子のフィールドワーク、仕事ぶりは高い評価を得ており、しばしば事故の調査委員会(ジコチョー)から調査の協力依頼を受けています。

工学者・畑村洋太郎氏が提唱する「失敗学」

この「失敗学」という学問は、「失敗学監修」として同ドラマに参画している東京大学名誉教授で工学者の畑村洋太郎(はたむら・ようたろう)氏が実際に提唱している学問です。ちなみに、「失敗学」の命名者はあの作家の立花隆氏だそうです。

畑中氏の唱える「失敗学」は、日々の仕事や生活の中で発生する失敗(ミス)を「恥ずべきもの」と考えず、それを「学びの機会」と捉えるところに出発点があります。

減点方式がベースにある日本社会では「ミスは恥」であり、こうした心理により、失敗が隠蔽される傾向が見られます。皆さんの職場でも失敗が明るみになるとまず「誰が悪い」「私は悪くない」といった犯人探し、責任回避が始まったりしますよね。

「失敗学」ではこうした犯人探しに意味を求めません。

その失敗が未知の事象との遭遇による不可避のものだったのか、それとも単なる人為的怠慢によるエラーだったのかを仕分けした上で、未知の事象から新しい知見を学び、様々な失敗事例を事前に仮想体験することで、未来に起こり得る失敗を防止していきます。

「失敗は成功の母である」という肯定的な考え方をベースにしているのです。

様々な事故に向き合う真奈子

ドラマ「ミス・ジコチョー」では、化学工場の爆発(第1話)、集団食中毒(第2話)や医療事故の発生(第4話〜)など、「失敗」並びにそれを隠蔽しようとしてドツボにハマる「人間心理」が引き起こす、様々な事故が取り扱われていきます。

一見するとうっかりミスに見えるような事故でも、真奈子の脳内にある莫大な「失敗データベース」を参考に事故が分析されていくと、思わぬ真相が浮かび上がっていくのです。

畑村創造工学研究所により公開されている「失敗知識データベース」には、機械、石油化学から鉄道、航空宇宙、自然災害まで、あらゆるジャンルの失敗事例とその分析内容が多数掲載されています。

ドラマ「ミス・ジコチョー」に原作はありませんが、こうした畑中氏らが調べ上げた緻密な研究事例を参考にして、脚本が練り上げられているものと思われます。畑村創造工学研究所の「失敗知識データベース」の中から、ドラマで描かれた事故のモデルケースを探し出すのも面白いかもしれません。

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