生田斗真がキリシタン大名・高山右近役で登場 岡田准一と念願の共演
NHK連続テレビ小説「軍師官兵衛」の第11回放送で、黒田官兵衛(岡田准一)は荒木村重(田中哲司)を尋ねた際に高槻城主・高山右近(生田斗真)と出会いました。
高山右近はキリスト教を信仰する「キリシタン大名」として有名で、葬送の際には名もない領民のために棺を担ぎ墓を掘るなどし、キリスト教の理念を元にした国作りを目指しました。
右近の信仰は、後に官兵衛がキリスト教へと傾倒して行くきっかけともなっていきます。
マニラで最期を迎える数奇な運命
12歳でキリスト教の洗礼を受けた右近は、若くして内紛に巻き込まれ瀕死の重傷を負います。
第11回放送の劇中では、右近のクビ元の傷について「地獄に落ち、蘇った」との言及がありました。右近は今後、荒木村重の織田信長に対する反乱、秀吉のバテレン追放令など時代に翻弄され、最期はフィリピンのマニラに国外追放される数奇な人生を歩むことになります。
生田斗真は念願の大河初出演
この右近を演じる生田斗真は主演の岡田准一と同じ「ジャニーズ事務所」に所属する29歳。1996年にNHKの子供向け番組「天才テレビ君」で芸能界デビューをし、かれこれ18年の芸歴を誇ります。「アイドル」というイメージが強いジャニーズの中にあって、演技派としても知られます。
大河ドラマはこれが初の出演で、岡田と共演したいという思いからあちらこちらで「大河に出たい」という意志を表明し続けてきたそうです。
ようやく念願がかなっての出演が、官兵衛のキリスト教入信に大きな影響を与え、フィリピン・マニラで最期を迎える数奇な人生を過ごした高山右近という役。
キリスト教を元にした争いのない国を作りたいという理想と、武士として人を斬らなければならない葛藤の合間で揺れ動く「キリシタン大名」の葛藤を、生田斗真がどう演じるのか、注目です。それにしても岡田官兵衛と生田右近が並ぶ絵面は、エラいイケメン戦国時代ですね。
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