ドラマ「危険なビーナス」叔父・兼岩憲三(小日向文世)が怪しい?犯人の可能性は…

TBS日曜劇場「危険なビーナス」の中で、優しき叔父として伯朗と酒を飲み交わす兼岩憲三(小日向文世)。

物語の中で各人物に次々に疑惑の目が向けられていきますが、叔父・兼岩憲三は果たして…。

母方の叔父・兼岩憲三

小日向文世演じる兼岩憲三は、主人公・伯朗(妻夫木聡)の母方の叔父です。伯朗の亡き母・禎子の妹・順子(坂井真紀)の夫にあたる人物であり、伯朗とは血縁はありません。

原作小説によれば禎子と順子は仲良し姉妹だったこともあり、伯朗が幼少期だった頃の手島家は兼岩家の近所に住み、両家の交流は盛んだったそうです。

少年時代の伯朗は頻繁に兼岩家に入り浸り、順子や憲三から大変可愛がられました。そうした関係性は大人になってからも続き、伯朗と憲三は今や良き飲み相手となっています。

リーマン予想に生涯取り組む数学者

兼岩憲三は大学で数学を研究していた数学者でした。

原作によれば現在は大学教授を退官していますが、今も数学界の最大の未解決難問とされる「リーマン予想」の研究に日々取り組んでおり、彼の人生における最大のテーマとなっています。

兼岩憲三の性格はいかにも学者らしく、情緒よりも論理や合理性を大切にするタイプ。矢神家のドロドロの遺産争いに無関係そうに見える憲三ですが、物語の中で少しずつ「怪しげな描写」が行われていく可能性があります。

物語のキーとなる幾何学模様「フラクタル図形」と、憲三が人生をかけて研究をする数学的命題「リーマン予想」…。何やら関連がありそうですね。

重要事件の直前に兼岩夫妻が登場するパターン…

▼原作小説には、楓が地下室階段で突き落とされる事件、牧雄がエスカレーターで襲撃される事件、百合華が拉致される事件は登場しません。そのためドラマ版では原作から内容、犯人(まさかあの人が…)が改変する可能性も出てきています。

物語を通して、重要な事件が発生する直前に伯朗が兼岩夫妻を訪ねるというパターンが続いています。

第1話のほぼラストシーンでは、楓と待ち合わせの約束をしていた矢神牧雄(池内万作)が何者かに襲撃され、エスカレーターから転落する事件が起きています(※ドラマ版オリジナルのエピソード)。

この牧雄襲撃シーンの直前には、兼岩夫妻と伯朗が牧雄に関して噂話をする場面が描かれています。

順子「でも気になるわね。牧雄さんって人が言っていた(矢神家の遺産の)もっと価値がある物ってやつ…」
憲三「その人、何者なの?」
順子「確か、お医者さんなんだけど、大学で脳の研究を専門にしているんじゃなかったかしら…」
憲三「へえ、そんな人がいたんだ…」
伯朗のスマホ(プルルルルル…)←楓からの電話
伯朗「もしもし…」(背後に無言で酒を飲み続ける憲三が映る)

この一連の描写、少し思わせぶりです。

①兼岩夫妻は、伯朗が楓のもとへ急いで向かったことを知っていた ※ただし夫妻は、楓が牧雄と会う約束を取り付けていたことまでは知らなかった?

②わざわざ襲撃シーンの直前に、憲三が牧雄に対し興味を示したかのような描写を入れてきた

③席を外して楓と電話をする伯朗の背後に、わざわざ憲三の姿を映し続けたカメラワーク

追記①:第6話では、伯朗が小泉の家の現在の様子を調べに行く決断をする場面に順子、憲三が居合わせています。順子と憲三は伯朗が小泉の家に行くことを事前に知っているわけで、第7話以降で起きる小泉家での出来事に関与している可能性があります。

追記②:第9話では、百合華が楓の実家の焼き鳥店に偵察に行き、その近くで何者かに拉致されています。伯朗はこの直前に焼き鳥店の所在地調査を順子に依頼しており、順子(と憲三)は焼き鳥店の場所を知っていることになります。

重要な事件が起きる直前に、なぜか伯朗と兼岩夫妻が絡むというシーンが続いています。伯朗は信頼する叔父夫婦に事件の情報を包み隠さず話しており、ある意味で兼岩夫妻(のどちらか?)は一連の犯行を起こしやすいポジションに居ると言えます。

わざわざ大物俳優の小日向文世を「優しい叔父さん」という端役にキャスティングしていることを考えても、今後、憲三の見せ場となるシーンが予想されます。

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