【麒麟がくる】信長正室・帰蝶(濃姫) 女優・川口春奈が演じる
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で、織田信長の正室となる斎藤道三の娘・帰蝶(濃姫)のキャラクター設定についてまとめます。
帰蝶を演じる川口春奈は、大河ドラマ初出演となります。
斎藤利政(道三)の娘・帰蝶
沢尻エリカの緊急降板により川口春奈が代役に決定し、大きな話題となった帰蝶(きちょう)役。帰蝶が物語上で果たす役割は大きく、川口春奈の演技に期待が集まっています。
帰蝶は、美濃の守護代・斎藤利政(道三)と正室・小見の方の間の娘とされ、「美濃国から来た姫」という意味である「濃姫(のうひめ)」の呼び名でも知られます。
歴史ドラマや映画などでドラマティックに描かれることが多い帰蝶ですが、どのような人物だったかという詳しい記録は残っていません。そのため、映像作品における帰蝶のキャラクター、逸話はほとんどが創作となります。
「時代劇は初挑戦で、帰蝶という役柄を大切に、大胆かつ丁寧に、そして芯のある様を全身全霊で演じさせていただいています。帰蝶は知れば知るほど奥が深く、激動の時代に生きた姿を皆様に共感してもらえるとうれしいです」(川口春奈)#麒麟がくる pic.twitter.com/ublHMwhUpy
— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) January 15, 2020
土岐頼純、後に織田信長と結婚 光秀の従兄妹か
帰蝶の人生について大筋わかっていることとしては、
▼母・小見の方が明智家の出であり、帰蝶と明智光秀は従兄妹の関係にあったのではないかということ
▼数え12にして政略結婚により土岐頼純の正室になるも、頼純は井ノ口の戦いに関連して亡くなり、斎藤家に戻る
▼数え15の時、再び政略結婚(道三・織田信秀の和睦)により織田信長の正室となる
▼信長との間に子供が出来なかったというのが通説
といった程度で、信長との結婚後には早世したとする説や戦死説、離縁説などが存在し、その人生は謎に包まれています。
「麒麟がくる」帰蝶の人物設定 信長暗殺の黒幕??
「麒麟がくる」における帰蝶の人物設定は以下のとおりです。
利政と小見の方の娘として生まれた帰蝶は、活発で賢い子として育っています。幼い頃には母の生家・明智家に預けられていたこともあったらしく、従兄妹の光秀とは幼なじみの関係です。
帰蝶は、幼い頃から知る光秀に対して甘酸っぱい気持ち(恋心?)を持っているとのこと。
最初の夫・頼純を父により毒殺された際には光秀が話し相手となり、織田信長に嫁ぐのを嫌がった時には光秀に説得され、光秀が言うならばと泣く泣く嫁入りを承諾するなど、「跳ねっ返り娘」帰蝶は光秀にだけは心を許しているようなところがあります。
こうした帰蝶と光秀の絆が、ドラマ最終盤の「本能寺の変」への布石となっていきそうです。一部ネット上では帰蝶が本能寺の変の黒幕になるのでは?という劇的な予想も飛び出しており、帰蝶の動きから目が離せません。
・【麒麟がくる】明智十兵衛(光秀)の結婚相手、正室は?十兵衛に恋する3人の女性(駒、帰蝶、煕子)
女優・川口春奈「GTO」「金田一少年の事件簿」
▼帰蝶役の交代が良い方に出る可能性も。「マムシの娘」を軽快に演じている川口春奈。
【キャストビジュアル公開】
帰蝶(きちょう)役
川口春奈#麒麟がくる pic.twitter.com/ihWbaVHF7t— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) December 22, 2019
川口春奈は、長崎県五島市出身の24歳。雑誌「ニコラ」のモデル出身で、2008年には子供向けバラエティ番組「ファイテンション☆テレビ」(テレビ東京)に出演。2009年には「三井のリハウス・第13代リハウスガール」に選ばれるなど、早くから美少女として注目を集めています。
女優としては、ドラマ「桜蘭高校ホスト部」(TBS・2011年)、「放課後はミステリーとともに」(TBS・2012年)で主演を務めたほか、人気ドラマ「GTO」にも学級委員・相沢雅役で出演。
その後、「金田一少年の事件簿」(日本テレビ・2013年、2014年)のヒロイン・七瀬美雪役、「夫のカノジョ」(2103年・TBS)、「ヒモメン」(2018年・テレビ朝日)での主演、ヒロインなども務めています。
NHK大河ドラマは「麒麟がくる」が初出演。お騒がせ女優・沢尻エリカ降板による突然の代役ということで心配の声も挙がりましたが、第2回放送を終えた時点での視聴者の反応は上々。清廉で利発な帰蝶を軽やかに演じてくれそうです。
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