【まんぷく】岡崎体育が登場 演じる役柄「チャーリー・タナカ」とは
NHK連続テレビ小説「まんぷく」に、Youtubeなどを活用して人気を得ているシンガーソングライター・岡崎体育が出演します。
この記事では、岡崎体育が演じることになる「チャーリー・タナカ」という人物についてまとめるとともに、岡崎体育の簡単なプロフィールもまとめます。
日系米国人兵士 チャーリー・タナカ
岡崎体育がドラマに登場するのは、物語が戦後の時代に移ってからになりそうです。
ヒロインの夫・立花萬平(長谷川博己)とその仲間達は戦後、反乱の疑いで進駐軍に逮捕されてしまいます。収監された雑居房で萬平らを見張る監視役のMP(軍警察)として登場するのが、岡崎体育演じる日系米国人兵士「チャーリー・タナカ」です。
チャーリー・タナカはカリフォルニア生まれの日系人で、大阪訛りの日本語をしゃべるという設定。岡崎体育本人によれば、「存在するだけで鼻につく」という天性の才能を活かし、生意気なキャラクターを演じたいとのこと。
チャーリー・タナカは自らの境遇に屈折した思いを抱いているようですが、萬平たちの考えや生き方に触れるうちに、次第に心が変わっていきます。
なお、萬平がGHQに逮捕されてしまう一連のエピソードは、モデル人物である安藤百福氏が「見せしめのため」(本人談)に脱税の嫌疑をかけられ、二年間に渡り巣鴨プリズンに収監されていた史実がモチーフになっていると考えられます。
芸人?ミュージシャン・岡崎体育
NHK朝ドラ初出演となる岡崎体育は、兵庫県西宮市生まれ、京都府宇治市育ち(現在も実家住まい)の29歳。
本名は「岡亮聡(おか・あきとし)」で、芸人っぽい名前である「岡崎体育」は、自身がソロ音楽活動をする際のソロプロジェクト名です。「岡崎」は、母がかつてMC業をしていた時に使っていた名前。「体育」は、大好きなミュージシャンである電気グルーブの石野卓球を超えるという意気込みでつけたとのことですが…。
卓球さんとさっきまで電話してた。
卓球さん曰く、「俺は岡崎くんに憧れられるほど大した人間じゃないし、そもそもやってる音楽も違うし、音楽は勝ち負けじゃないから越えるとか越えないとかじゃないよ。君はツッコミの音楽だし、俺たちはボケの音楽だから。」って。
— 岡崎体育 (@okazaki_taiiku) 2016年6月30日
同志社大学時代に本格的に音楽活動を始めた岡崎体育は、一度は一般企業に就職したものの退職し、音楽活動に専念。
2016年、自身で全曲を作詞作曲編曲したアルバム「BASIN TECHNO」でメジャーデビューを飾ると、同アルバムはオリコン週間アルバムチャートで初登場9位を記録、iTunes J POPアルバムチャートでは1位を獲得するなど、タイアップが無いにも関わらず高い人気を獲得しています。
Youtube動画で人気に
岡崎体育の音楽が若者から人気を得た理由として、ユーモアある作風であることとともに、YoutubeやSNSを活用した活動スタイルが挙げられます。
2016年にYoutubeに公開された「MUSIC VIDEO」は瞬く間にSNS上で話題となり拡散。第20回文化庁メディア芸術祭で「エンターテインメント部門 新人賞」を受賞しています。
▼3000万回再生を超える「MUSIC VIDEO」は、岡崎体育が広く知られるきっかけとなった作品。「カメラ目線で歩いてくる」「メンバーが急に横から出てくる」など、ミュージシャンが制作する「ミュージックビデオ」のあるあるネタを映像化しています。
▼こちらは1000万回再生を超える「感情のピクセル」。聞き覚えのある音楽に空虚な歌詞が並ぶこの曲は、ラウドロックシーンに対する風刺や批判なのか?といった声も上がっていますが、岡崎体育本人はそれを否定しています。
▼「Natural Lips」は、字幕で歌詞を見ないと英語に聞こえてしまう空耳的一曲。
▼フジテレビ系アニメ「舟を編む」のオープニングテーマ「潮風」も岡崎体育によるもの。
▼生活感溢れる京都の実家の部屋での音楽制作風景。自室で作品を生み出し、SNSやYoutubeで世界中に拡散して行くスタイルは、今どきのミュージシャンぽい。
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