【スカーレット】夙川アトムが一番弟子・池ノ内富三郎役で出演　「べっぴんさん」大急の小山さんでおなじみ

NHK連続テレビ小説「スカーレット」に元芸人で俳優の夙川アトム（しゅくがわ・あとむ）が出演します。

夙川アトムが演じる役柄について、それに夙川アトムの経歴、特に注目を浴びた朝ドラ「べっぴんさん」での役柄についてまとめます。

フカ先生の弟子・一番さん

絵付けの仕事に興味を持った喜美子は、新しく絵付師としてやってきた「フカ先生」こと深野心仙（イッセー尾形）に弟子入りし、絵付けの勉強を始めることになります。フカ先生の作業場には二人の弟子がおり、喜美子は彼らと交流を深めていきます。

夙川アトムが演じるのは、フカ先生の一番弟子・池ノ内富三郎。池ノ内は痩せ型の男で、美術学校を主席で卒業したという輝かしい過去を持っています。

フカ先生と二人の弟子とともに、厳しくも楽しい修業の日々が始まります。

元芸人　俳優・夙川アトム

▼「正義のセ」に検察事務官・榎戸役で出演した夙川アトム（右）。

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【公式】『正義のセ』日テレ4月期水ドラ(@seigi_no_se_ntv)がシェアした投稿 – 2018年 4月月14日午前1時56分PDT

夙川アトムは兵庫県西宮市出身の39歳の俳優で、もともとは芸人として活動していました。

1999年にトリオのコントユニット「昭和サーカス」として活動した後に、主にピン芸人として活動。昭和バブル期のテレビプロデューサーに扮したフリップ芸などを武器とし、「あらびき団」「爆笑レッドカーペット」「爆笑オンエアバトル」などのネタ番組、バラエティ番組で活躍を見せていました。

2012年頃からは本格的に俳優業を開始。フジテレビドラマ「鍵のかかった部屋」「リッチマン、プアウーマン」（2012年）、「救命病棟24時第5シリーズ」（2103年）、「ようこそ、わが家へ」（2015年）、テレビ朝日ドラマ「はじめまして、愛しています。」（2016年）などに出演し、俳優としてのキャリアを重ねています。

「大急ですから！」大急百貨店の小山さん

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— 滝裕可里 (@TAKI_YUKARI) February 16, 2017

2016年放送のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」では「大急の小山さん」（小山小太郎）役で出演し、クセのあるキャラクターが注目を集めています。小山小太郎は、ヒロインが経営する衣料品店「キアリス」が出店することになる大阪・大急百貨店の営業担当者。

名門百貨店であることを鼻にかけ、「大急ですから！」と高飛車に言い放つキャラクターが人気となりました。小山は物語後半では「悦子様」（滝裕可里）と結婚。悦子との恋愛の顛末を描いた同ドラマスピンオフ作品「恋する百貨店」では、夙川演じる小山が主役となっています。

「べっぴんさん」出演後も、人気作品となった日本テレビドラマ「過保護のカホコ」（2017年）でハムスターっぽい看護師（加穂子のおじさん）冨田厚司役、「正義のセ」（2018年）で検察事務官・榎戸修役、NHKドラマ10「昭和元禄落語心中」で落語評論家・アマケン役などを好演。ヒョロっとしつつも脳裏に焼き付く独特のたたずまいを見せ、俳優としての存在感が増し続けています。