「青天を衝け」薩摩藩士、砲術家の折田要蔵とは 俳優・徳井優が演じる

NHK大河ドラマ「青天を衝け」に登場する薩摩藩士・折田要蔵(おりた・ようぞう)についてまとめます。

折田要蔵を演じるのは、名脇役として活躍する俳優・徳井優(とくい・ゆう)です。

海防の重要人物・折田要蔵

折田要蔵は幕末の薩摩藩士。薩英戦争で砲台の建造や大砲鋳造の主事を務めるなど、砲術家として活躍した人物です。

薩摩藩の藩校・造士館に入学し、後に江戸に遊学して昌平黌(江戸幕府直轄の教育機関)に学んだ折田要蔵。江戸留学中には蘭学者・箕作阮甫(みつくり・げんぽ)から教えを受け、西洋兵学にも精通。蝦夷地や樺太の見物、黒船来航の際の視察などを通して見聞を広めていきます。

薩英戦争が勃発すると、折田要蔵はそれまで培った軍事・砲術の知識などを買われ、砲台の建造や大砲鋳造の主事を任されています。

やがて薩摩の国父・島津久光が公武合体推進の野心を掲げて上京すると、折田要蔵も従軍。

島津久光が孝明天皇のお膝元となる摂海(大阪湾)防備の計画を幕府に献策して台場造営が決まると、折田要蔵は「摂海防禦砲台築造御用掛」の役職に任命されています。

栄一が内弟子となって内偵 

「青天を衝け」第15話では、摂海防禦砲台築造御用掛に任命された折田要蔵にスポットが当てられます。

将軍後見職を退き、自身は天皇の居る京の守りに専念する意向を固めていた徳川慶喜は、優秀な砲術家を求めていました。

折田が摂海防禦砲台築造御用掛の要職に就いたことを知ると、平岡円四郎は一橋家で働き始めた渋沢栄一(篤太夫)を内弟子として折田のもとに送り込み、折田要蔵が本当に優秀な人材なのかを内偵させます。

折田の下で働き始めた栄一(篤太夫)は、折田の使い走りとして奔走するとともに、西郷吉之助(隆盛)と知り合い、交友を深めていきます。

折田のことを間近で見続けた栄一が出した答えは、「折田は一橋家で召し抱えるほどの人材ではない」。折田は日頃から横柄で自分の役職を誇示する上に、周囲からさっぱり信用されていない人物だったのです。

俳優・徳井優

「青天を衝け」では「人望のない小物臭のする砲術家」として描かれる折田要蔵。演じているのは、大阪市出身の61歳の俳優・徳井優(とくい・ゆう)です。

1989年に「引越しのサカイ」のCMキャラクターとして起用され、「勉強しまっせ引越のサカイ〜」の曲とともに一躍全国的に知られるようになると、本業の俳優業でも売れっ子となっています。

TBSのテレビドラマ「ケイゾク」(1999年)や「SPEC」(2010年〜)でともに演じた刑事・近藤昭男役、NHK朝ドラ「純情キラリ」(2006年)の番頭・野木山与一役、「ゲゲゲの女房」の質屋の店主・亀田達吉役、映画「Shall we ダンス?」(1996年)のレッスン受講者・服部藤吉役など印象的な当たり役も多数。一流の脇役として大活躍を続けています。

NHK大河ドラマは「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」(2002年・くじら屋権太役)、「義経」(2005年・堀親家役)、「篤姫」(2008年・伊東玄朴役)、「西郷どん」(2018年・山田為久役)など多くの作品に出演をしています。

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