「とと姉ちゃん」は浜松が物語最初の舞台①「繊維の街」の歴史とは

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NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」は、静岡・浜松が最初の舞台となります。

ものづくりの街・浜松は、「オートバイ」「楽器」だけでなく、「繊維の街」としても知られおり、「衣裳」にこだわりをもって描かれる「とと姉ちゃん」にはもってこいの土地といえそうです。

史実では北海道で育つ

ヒロイン・小橋常子(高畑充希)のモデルである編集者・大橋鎭子は、東京・麹町で生まれ、一歳の時に父・武雄が「日本製麻株式会社」の北海道の工場長に任命されたことで北海道に移り住んでいます。5年ほど北海道で過ごした後、父が肺病を患い、東京へと戻っています。

一方「とと姉ちゃん」のヒロイン・常子は浜松で育ち、やがて経済的困窮もあり母方の実家である東京・深川の「青柳商店(材木問屋)」を頼って一家で上京します。史実のモデルは「北海道」で育っていますが、ドラマではそれが「浜松」に置き換わった形になります。

こうした「ロケーション変更」には、製作者サイドの諸々の "大人の事情" が絡んでいるのかも知れませんが(笑)、浜松が「繊維の街」だというのも変更理由のひとつかも知れません。

浜松が「繊維の街」といわれる理由、歴史

浜松は日本で一番晴天が多い地域とされ、その温暖な気候を活かし、江戸時代中期以降は綿花の生産地として有名になっています。

弘化2年(1845年)には、遠州浜松藩初代藩主・井上正春が藩士の内職として機織を奨励したことなどから、浜松は織物産業の街として発展していきます。

明治31年(1898年)には後のトヨタ自動車創設者・豊田佐吉 (後のトヨタ自動車創設者)が小幅力織機を、明治41年(1908年)には後のスズキ自動車創設者・鈴木道雄が「鈴木式織機」を発明するなどし、明治から昭和前期にかけて、浜松は繊維産業の一大生産地となっていきます。中でも江戸時代から伝わる「遠州綿紬(えんしゅうめんつむぎ)」や、浴衣に使われる「浜松注染ぞめ」などは現在でも知られます。

長くなりましたので、次の記事「とと姉ちゃん」は浜松が物語最初の舞台②劇中衣裳にもこだわり に続きます。

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