NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に登場する森田屋の嫁・森田照代についてまとめます。
演じているのは、劇団「大人計画」などで活躍する女優・平岩紙です。
忙しい老舗仕出し屋・森田屋
深川で老舗仕出し屋「森田屋」を経営している森田一家。森田屋は浅草時代から80年続く老舗で、震災で深川に移転してからも繁盛しており、毎日大忙しです。
森田照代は、森田屋の主人・宗吉(ピエール瀧)に嫁いだ地方の寒村出身の女性。大忙しの森田屋にあって、テキパキと仕事が早い照代は大きな戦力になっています。
宗吉に見初められ…
照代はもともと森田屋で働く従業員でした。上京後、森田屋で働き始めた照代は宗吉に見初められ(手を出され)、そのまま結婚して店で働き続けています。
もともとの仕事上の主従関係も影響してるのか、夫・宗吉は照代に対して強い言葉で当たりますが、裏では照代のことを愛しているとのこと。姑である大女将・まつ(秋野暢子)も江戸っ子で口が荒いなど、寒村出身の照代にとってはなかなか大変な環境ではありますが、しっかりと森田家でその役割を全うしているようです。
照代は表面上では小橋家に対しニコニコと接しますが、目の奥が笑っていない怖さがあります。
大人計画所属「木更津キャッツアイ」「ファブリーズCM」
森田照代を演じる平岩紙は、松尾スズキが主宰する劇団「大人計画」に所属する36歳の女優(大阪府吹田市出身)です。2000年に大人計画のオーディションに合格すると、同年に「キレイ 神様と待ち合わせした女」で舞台デビューを果たしています。
ドラマ「仮面ライダーアギト」(テレビ朝日)での関谷真澄役、ドラマ・映画「木更津キャッツアイシリーズ」のミー子役などでの演技が評判を呼び、近年では舞台、映画、テレビドラマ、CMなど、脇役を中心にして幅広く活躍しています。お茶の間では松岡修造と共演したP&GのCM「ファブリーズ」シリーズの母親役の人として知られますね。
NHK朝ドラへの出演は、「ちゅらさん」(2001年)、「ゲゲゲの女房」(2010年)以来三度目となります。
肌が白すぎて「紙」
肌の色が紙のように白いため松尾スズキによって名付けられた「平岩紙」(本名は平岩加奈)の芸名が示すように、その風貌はどこか「薄さ」を感じさせ、独特の存在感があります。
「とと姉ちゃん」で演じる照代役も、周囲を威勢のいい江戸っ子に囲まれる陰がありそうな寒村出身役であり、平岩紙にとってハマリ役となるかも知れません。
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